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フェラーリF1がルクレール&サインツでプライベートテスト。2018年型車を使いシミュレーターのデータチェック

2021年9月18日

 スクーデリア・フェラーリは、9月16日と17日、イタリア・イモラでプライベートテストを行った。2018年型SF71Hで、レギュラードライバーであるシャルル・ルクレールとカルロス・サインツが走行、チームはトラック上のデータと新しいシミュレーターのデータとの相関関係をリアルタイムで確認した。


 フェラーリは2020年末、コストキャップが適用される前に新しいシミュレーターに多額の投資を行った。しかし新設備には完全に新しい技術が使用されているため、微調整作業が必要であり、すぐさま効果を得ることは困難である。


 かつてフェラーリでは、ベテランのマルク・ジェネがシミュレーターでの初期開発作業を担当していたが、最近では、フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身のアントニオ・フォコが、ダビデ・リゴンともに、マラネロのシミュレーターでほとんどの作業を行っている。


 今週のテストでは、ルクレールが木曜、サインツが金曜にイモラで走行。フォコは初日、ルクレールと全く同じセットアップで同じ時間帯にシミュレーターを使って走行した。その目的は、サーキットから得られるデータとシミュレーターのデータを比較し、その相関性がどれだけ優れているのかを知ることにあった。

2018年アブダビテスト シャルル・ルクレール(フェラーリSF71H)
2018年アブダビテスト シャルル・ルクレール(フェラーリSF71H)

 ルクレールが担当した初日は、トランスミッションの問題で走行時間が削られた。2日目にはサインツが登場、フォコ、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのロバート・シュワルツマンと共にSF71Hで走行を行った。フォコはシミュレーター作業に役立てるため、シュワルツマンはアカデミーの契約に基づくサーキット走行であったといわれている。


 フェラーリはマクラーレンを相手に熾烈な選手権3位争いを行っているが、イタリアGPでマクラーレンが1−2を飾ったため、現在は13.5点の差をつけられている。


 フェラーリが追いつくための重要な要素のひとつと考えられているのは、9月か10月に導入されるとみられるアップデート版パワーユニット(コードネーム065/6 evo)である。


 だが、ルクレールもサインツも、今後パワーユニット交換を行う場合、グリッド降格ペナルティを受ける必要がある。ダメージを最小限に抑えるため、フェラーリは新パワーユニット投入のタイミングを慎重に検討していく。



(Grandprix.com/autosport web)


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2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
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9位ウイリアムズ・レーシング17
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