ハミルトン14番手から3位フィニッシュ。最後尾に落ちた戦略を「正しかった」とメルセデスは主張/F1第11戦決勝
2021年8月2日
2021年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位(暫定結果)でフィニッシュした。
ハミルトンはポールポジションからインターミディエイトタイヤでスタートしたが、1周目にインシデントが発生したため、赤旗中断に。再開の際、全員がインターミディエイトでピットから出たものの、路面が乾いていたため、ハミルトン以外はグリッドにつくことなくタイヤ交換に入り、ピットレーンスタートを選択した。ハミルトンのみはチームの判断でグリッドからスタートを切ったが、ハミルトンもわずか1周でスリックタイヤへの交換が必要になり、その結果、最後尾(14番手)に落ちてしまった。
ハミルトンはミディアム、ハード、ミディアムとタイヤを換えながら、オーバーテイクを成功させて順位を上げていき、終盤、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にチャレンジ。てごわいディフェンスにてこずったが、残り数周のところでようやくオーバーテイクに成功、すぐにカルロス・サインツ(フェラーリ)の前に出て、3番手に上がったところで、時間切れとなった。
リスタートのフォーメイションラップの後、タイヤ交換に入らず、グリッドについたことについて、チーム代表トト・ウォルフは「彼をステイアウトさせたのは間違いなく正しい判断だ」と述べている。
「先頭の立場でピットに入るのはギャンブルだ。路面が全く反対のコンディションへと変化した可能性もある。そういうときに彼をピットインさせていたら、愚かに見えただろう」
トラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは「我々のガレージの位置は最初にあるので、後ろのグループが続いてピットに入ってきた場合、ピットボックスから出られなくなる」と説明した。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=3位(暫定結果)
まず最初に、アルピーヌチームと(初優勝した)エステバン(・オコン)におめでとうと言いたい。彼は昔から光り輝く存在だった。ようやくここまで辿り着いたことを、僕も本当にうれしく思う。アストンマーティンがここまでのベストリザルト(2位)を獲得したのも素晴らしいことだ。彼らはこの先、さらに活躍するようになるだろう。
今週末の観客の皆さんは素晴らしかった。応援してくれて心から感謝する。
今日は本当にタフな一日だった。リスタートの時、僕一台だけなんて、クレイジーだよね。でも予測不可能なレースでは、こういうことも起こり得る。学ぶべきことをしっかり学ぶつもりだよ。
今日は全力を出し切って走った。走り終えた時には、僕の中に何も残っていなかった。
週末の前には、今回どれぐらいのパフォーマンスを発揮できるのか、予想できずにいた。今日の状況を考えれば、3位でよしとするよ。
(再スタート時のタイヤ選択について語り)フォーメイションラップの間、チームに情報を送っていた。すべてのコーナーがドライだったので「ドライ、ドライ、ドライ、ドライ」と伝え続けたんだけど、ステイアウトしろと言われた。
僕には理解できなかった。あれは僕たち全員のミスだと思う。僕たちはチームだから、勝つときも負けるときも一緒だ。ミスの責任も一緒に担って、戦い続ける。
その後、チームは戦略もピットストップについても、素晴らしい仕事をしてくれた。僕はコース上でやるべきことをやり遂げるだけだった。
(autosport web)
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11/29(金) | フリー走行 | 22:30〜23:30 |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
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