F速

  • 会員登録
  • ログイン

ウイング監視強化の決定を受け、フェラーリF1はリヤウイングを再設計へ「ラップタイムへの影響はわずか」

2021年5月25日

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、FIAがF1のフレキシブルウイングを取り締まる決定をしたことを受け、2021年型マシン『SF21』のリヤウイングを再設計する必要があると述べている。


 FIAは来月の第7戦フランスGPからより厳格な一連の荷重テストを導入し、ウイングの柔軟性がルールで規定された制限内に収まっていることを確認する。第4戦スペインGPでレッドブルの『RB16B』のリヤウイングが、高速走行時に過度にたわんでいる証拠が明らかになったことを受け、FIAは動きに出た。


 しかしレッドブルは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が“曲がりやすいウイング”と呼ぶウイングを使用している唯一のチームではないことが明るみに出た。アルファロメオと、現在はフェラーリも、その策略からアドバンテージを得ているのだ。


「我々は(ルールを)活用している」とビノットはモナコで認めた。


「どのチームもなんらかの形で、何が可能か、何を正しいと考えるかということについて、ルールを活用していると思う」


「我々は少々適応させる必要があるだろう。フェラーリに大きな影響が及ぶことはないと思う。我々が目にしたことから考えても、ラップタイムへの影響は非常にわずかであることは明らかだ」


「しかし技術指令書に完全に準拠するためには、ある程度の再設計が必要だ。再度言うが、フェラーリとしてはこのことから影響はそれほど受けない。ただ再設計は必要だ」

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2021年F1第5戦モナコGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)


 アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールはFIAの姿勢を非難し、新ルールにリヤウイングを準拠させるための再設計に多額の費用がかかると述べている。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、フレキシブルウイングの変更に50万ドル(約5400万円)のコストがかかり、その高額な費用は必然的にチームの2021年開発予算から出ることになると述べた。


「予算制限に直面している我々のようなチームは、戦略的な選択をしなければならない」


「このことで生じる影響はおそらく50万ドルほどになるだろう。これで他の何かが起きることを防ぐことはできるだろうが、今の我々は予算制限と財務レギュレーションに沿って困難な対応をしなければならない」

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第5戦モナコGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
9/7(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※オランダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ309
2位ランド・ノリス275
3位マックス・フェルスタッペン205
4位ジョージ・ラッセル184
5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン64
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位アイザック・ハジャー37

チームランキング

※オランダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム584
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム248
4位オラクル・レッドブル・レーシング214
5位ウイリアムズ・レーシング80
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム60
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー51
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号