2021年に初開催されるF1サウジアラビアGPの舞台『ジェッダ・ストリート・サーキット』のレイアウトが3月18日、正式に発表された。F1は、このサーキットはストリートサーキットとしてはF1史上最速になる見通しであるとしている。

　サウジアラビア西部ジェッダの紅海沿いのコーニッシュ地区に、全長6.175km、27のコーナーを持つストリートサーキットが作られる。F1のシミュレーションでは、ジェッダ・ストリート・サーキットの平均速度は252.8km/hで、シルバーストンを上回り、モンツァに次ぐ、カレンダー中2番目に速いサーキットになるとの予測が立てられている。

　また、全長6.175kmというのは、ベルギーGPのスパ・フランコルシャンに次ぐ2番目の長さ。つまりジェッダ・ストリート・サーキットは、ストリートサーキットとしては、F1カレンダー中最も長く、最も速いコースということになる。

　2021年F1第22戦サウジアラビアGPは、12月3日から5日に、ナイトレースとして開催される。