F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【F速プレミアム】プレシーズンテストで見えたチームの序列/スペイン人ライターのF1コラム

2024.02.29

 いよいよ始まるF1の2024年シーズン。上位チームの勢力がどれだけ変わるかスペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアがバーレーンテストの状況をもとに解説する。
------------------------------------------------------

 2024年シーズンがやってきた! 数年前なら、あるシーズンの最後のレースから次のシーズンの最初のレースまでの待ち時間は、耐え難いほど長かったと言っていただろう。しかし近頃では、前回のレースから最初の新車が公開されるまでわずか2カ月しか経っておらず、3カ月待てば活動が再開されるのだ! より経験豊富なファンなら、10月中旬にF1シーズンが終わり、3月中旬になるまで彼らの姿をテレビで見ることがなかったことを覚えているかもしれない。ほぼ半年だ!

 そのため、今回はシーズンが始まる前にすべてのことを考える時間があまりない。しかし、私は認めずにはいられない。それはよいことだと思うのだ。もちろん、プレシーズンテストが私の自宅から30分足らずのところにあるバルセロナ−カタロニア・サーキットで行われたら、もっとうれしいが、シーズンの最初のグランプリのちょうど1週間前にバーレーンでF1テストを行うことは、ロジスティクスの観点から見ると素晴らしい決断だ。チームはそこにいて、何かを世界中に送る必要はない。また、我々ジャーナリストやファンが状況について思いを巡らす時間が減る。この状況は、視点にもよるが、よいことでもあり、悪いことでもあるだろう。

 それを念頭に置いて、いつもの開幕直前の時がやって来た! プレシーズンテストの後、正確な序列については誰も本当に理解していない。チーム自体でさえそうだ。各チームが何をテストしていたのか、各走行の正確な条件を確実に知ることは不可能だからだ。しかし、タイヤのことは分かっているし、コンパウンド間の一般的なタイム差も分かっている。それに加え、ドライバーやチームの傾向に関する知識、そして最近のシーズンについて常に覚えていることを合わせれば、バーレーンGPやおそらくは2024年シーズンに何が起こるか十分なアイデアを得ることはできるはずだ。

 まずは、誰もが一番興味を持っていることから始めるとしようか。 チームの序列。つまり、チャンピオンシップで競う10チームの競争力の順番だ。これはもちろん錬金術を勉強するようなもので、非常に不正確だ。しかし、まずチームをふたつの層に分けることから始めることができる。たとえば、“競争力の高いチーム”と“それほど競争力のないチーム”で、それぞれ5チームに分ける。もちろん、下位グループに属するドライバーが上位グループに食い込めないということではないが、一般的な経験則としてはうまくいくはずだ。


※こちらの記事はプレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録

会員登録ページへ
※プレミアム会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。



レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号