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ホンダ山本MS部長インタビュー(1):レッドブルとの提携について気になる疑問を直撃
2018年6月24日
6月19日にホンダは「レッドブル・グループとレッドブル・レーシングに対して、2019年から2年間、パワーユニットを供給することについて合意した」と、発表した。
フランスGPを訪れていた山本雅史モータースポーツ部長に、合意までの経緯と、今後について尋ねた。
今回の発表でまず気になったのは、発表では『契約』という表現ではなく、『合意』という表現が使われていたこと。これについて、山本部長は「「6月19日の発表は、いわゆるMOU(Memorandum of Understanding)、覚書を交わしたということです」と説明する。
「本契約を締結させるには詳細を煮詰めていかなければならず、非常に時間がかかります。『夏休み明けぐらいまでかけてやりましょう』ということをマルコさんと話しています」
次に『2019年から2年間』という期間について。これは「契約期間の2年間は、レッドブルもホンダも同じ考えで、2021年からレギュレーションが変わるので、まず現行のレギュレーションで2年間一緒にやりましょうということです」という。
合意相手が『レッドブル・レーシング』だけでなく、『レッドブル・グループ』も含まれているのも、気になるポイントのひとつ。
これについて山本部長は「われわれはMotoGPでもレッドブルと仕事しているし、当然トロロッソもレッドブル・グループの一員です。そういうなかで、レッドブルとトロロッソに対して違いがなく、同じ条件で仕事をするため、レッドブル・グループとも契約することを選択しました」と明かした。
そして、今回の発表でもっとも気にかかったポイント、つまりアナウンスメントで『ワークス』という文言が一切使用されなかった件を聞いてみた。事前の報道などでは、レッドブルとトロロッソの“ダブルワークス体制”となるというのが大方の予想だったからだ。
「われわれもその点は議論しました。そこで明確になったことは、われわれはレッドブルとトロロッソのそれぞれに対し、別々の開発は行わないということでした」と山本部長。
「レギュレーションで許される範囲でレッドブル・テクノロジーに軸足を置いて、同じ仕様、同じパフォーマンスのPU(パワーユニット)を、効率よく2チームに供給する。そうなると、ワークスとかセミワークスという言葉を使うのは適切ではないという結論に達しました」
レッドブルが、パワーユニットをルノーからホンダにスイッチする大きな理由として、ワークス体制を希望しているとの見方が強いが、レッドブル側はそのことを了承しているのだろうか。
「レッドブル側もこの件は了承しています。マルコさんは『すべて同じPUのほうがデータをたくさん収集できるからいいよね』と。トロロッソからは『いまと条件が変わらないよね?』ということだけしか、言われていません。同じ仕様のPUにすれば、レッドブル・テクノロジーを通して、冷却系などのデザインもより精度が高くなると思います」
(Masahiro Owari)
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6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
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