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2021年のF1王者フェルスタッペン、ローレウス賞を受賞「世界タイトルを獲得は、とてつもない努力の賜物」

2022年4月27日

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2021年F1世界選手権を制覇したことで、ローレウス・ワールド・スポーツマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。


 フェルスタッペンはこの名誉ある賞を授与された4人目のF1ドライバーで、過去の受賞者にはミハエル・シューマッハー、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトンがいる。


 フェルスタッペンは、アメリカンフットボールの伝説であるトム・ブレイディ、バイエルン・ミュンヘン所属でポーランド代表のストライカーであるロベルト・レバンドフスキ、マラソン走者エリウド・キプチョゲ、東京オリンピックで5つの金メダルを獲得した水泳選手ケーレブ・ドレッセル、テニスのグランドスラムで20回の優勝を飾ったノバク・ジョコビッチといった錚々たる候補者のなかのひとりだった。


「僕に投票してくれたローレウス・アカデミーのみなさんに心からの感謝を捧げます」とフェルスタッペンは授賞式のスピーチで語った。


「とても特別で多忙な年でした。常にプレッシャーがかかっていたからです。僕のチームとファクトリーの人々がいなかったら、達成することはできませんでした。僕たちが世界タイトルを獲得したのは、とてつもない努力の賜物です」


「また、僕の父(ヨス・フェルスタッペン)についても特別に触れたいと思います。父がいなければ、僕は今日ここに立っていないでしょう。このサクセスストーリーのなかでともに過ごしたすべての瞬間に感謝していますし、これからもさらに続きがあることを願っています」


「もちろん僕はとてもうれしかった。でも多くのハードワークと長年にわたる準備があったのです。僕は心から誇りに思っています。子供のころから、表彰台の最上段に立ち、世界タイトルを獲ることを夢見ていました」


「後になって僕は父に言いました。『僕たちはやったね。これが長年にわたって取り組んできたことなんだね。今達成したんだ。ふたりでやったんだよ。あらゆる思い出がある。あのひとつのゴールのために長年ヨーロッパ中を旅して回った。そして僕たちは達成したんだね』と」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第22戦アブダビGP 初タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)


 メルセデスF1チームもチーム・オブ・ザ・イヤー部門にノミネートされていたが、受賞したのはウェンブリーで開催されたユーロ2020でイングランドを下したイタリア代表サッカーチームだった。


 また、引退したMotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシが、7度のMotoGPタイトル獲得を含むバイクレースでの卓越したキャリアを讃えられ、ローレウス・スポーツ・アイコン賞を受賞した。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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