F速分析2:新舗装のブラジル。2ストップは正解!
2014年11月10日
路面が全面的に再舗装されたアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェで行われた、今年のブラジルGP。新しくスムースな路面で、タイヤに優しくなるはず……との予想を裏切り、濃くなった路面の色により路面温度が高温となるなどしたため、非常にタイヤに厳しくなり、各チーム戦略面で頭を悩ませました。そして多くのチームが3ストップ戦略を採用しましたが、フェラーリのキミ・ライコネンだけが唯一2ストップ作戦を採用。7位入賞を果たしました。彼のペースを基本に、ブラジルGPの戦略を振り返ってみましょう。
路面温度が高いことで、ミディアムタイヤにも視認できるほど大きなブリスター(タイヤ表面のゴムが沸騰してしまう現象)やグレイニング(タイヤの滑りによるささくれ摩耗)が多発した今回のレース。通常ならばタイヤがこのような状態になればペースダウンが確実で、一刻も早くタイヤを交換したいと、どんなチームでも思うはずです。そのため、各チームは早めにピットインし、タイヤを交換するという戦略を採用しました(もちろん、安全面も考慮したはずです)。しかし、ラップタイムの推移を見てみると、実はミディアムタイヤを履いているマシンのラップタイムが、下落傾向になかったことが分かります。常に、ほぼ横ばいで推移しているのです。
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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