FIA、差し当たり来季ピレリの継続を認める

Sutton

　FIAは、2014年にピレリが引き続きF1タイヤ単独サプライヤーを務める見込みであると認めた。

　2014年に向けてピレリはFOMおよびチームとの契約は結んでいるものの、まだFIAとの契約が完了していない。

　しかしFIA世界モータースポーツ評議会（WMSC）会合の後、FIAは声明の中で、ピレリとの契約を継続する見込みであると述べた。

　ただし新コンコルド協定において、タイヤと燃料の単独サプライヤーを決定する上で新たな入札手続きが取られることが決定したとも声明には記されている。

　ピレリはFOMおよびチームとは5年にわたる新契約を結んだものとみられているが、2015年以降の参戦に関してはFIAによる入札手続きを経る必要があるようだ。

「新たな2013年コンコルド協定における注目すべき点のひとつは、FIA F1世界選手権のタイヤおよび燃料の単独サプライヤーを決定するための新入札手続きである」とFIAの声明には記されている。

「この新たなプロセスにおいて、FIAは入札手続きを行う責任を担うこととなる。商業権所有者には、サプライヤー候補との商業的交渉を行う権利が与えられる。選択された単独サプライヤーは、WMSCによって正式に任命される」

「移行期間に対処するため、また、ピレリとFOMおよびチーム側との契約はすでに結ばれていることを考慮し、FIAによって要求される技術上、安全上の基準を満たす場合には、ピレリが引き続きFIA F1世界選手権において競技者にタイヤを供給することができると、本日WMSCは認める」

• -
  ツイート
• 0
  シェア