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マノーは揃ってコースオフ「コントロールを失いどうすることもできなかった」:イギリス日曜

2016年7月11日

 2016年F1イギリスGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインとリオ・ハリアントはリタイアに終わった。


■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=リタイア
 僕にはどうすることもできなかった。ちょうどインターミディエイトに履き替えたばかりで、最初の1周を終えて戻って来たときに、ターン1でアクアプレーニングを起こしてコントロールを失ったんだ。そうなると、もう何もできなかったよ。


 あの時点では、どんどん乾きつつあるところもあって、そういう場所ではインターでも大丈夫だった。ただ、ああいう状況では、必ずどこかにインターで走るには水が深すぎる場所があるもので、そこで足元をすくわれる可能性がある。


 残念ながら、今回は僕にそれが起きたということだ。他にも同じ目に遭ったドライバーが何人かいるようだけど、こんな形で週末を終えることになって、とてもがっかりしている。


リオ・ハリアント 決勝=リタイア
 スタートの時点では路面はずぶ濡れだったけど、雨がやんでからは、周を重ねるごとに徐々に乾き始めた。実際、わずか17周のあいだに、フルウエットからスリックにまで履き替えることになったからね。


 スリックへの交換の判断は正しかったし、タイミングも良かった。僕がまだ濡れているところにタイヤを乗せてしまっただけだ。クルマが滑りだしてからは、僕にはもう何もできなかった。


 最終的に重要なのは、やはりレースの結果だけど、プラクティスと予選のプロセスにも大きな意味がある。僕らは全体としては良い週末をすごし、特に土曜日はポジティブな1日だった。だから、今回うまく行ったところにフォーカスを当てて、それをどう生かせばよいかを考えながら、次のレースに向けてプッシュし続ければいいと思う。今日の最終的な結果は、もう変えることができないのだから。



(AUTOSPORTweb)




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