F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル「タイヤに厳しい」現象は分析と対策済み、パワーコースには不安

2016年7月1日

 クリスチャン・ホーナーは、前戦F1ヨーロッパGPのレースでレッドブルに影響を及ぼした問題の原因は、解決済みであると考えている。 


 ダニエル・リカルドは予選2位を獲得したものの、レースでは想定外の事態に陥り、リカルドが7位、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが8位という結果になった。レッドブルの両ドライバーは、スーパーソフトおよびソフトタイヤのデグラデーションに苦戦。最終スティントでミディアムタイヤに変更し、ようやく安定した走りができるようになったものの、多くのドライバーが1ストップを選択するなかで2ストップを余儀なくされた。


 オーストリアGPに先立って、チーム代表のホーナーは前戦での問題点を以下のように説明した。


「予選ではあれほどの競争力を発揮していたにもかかわらず、なぜタイヤのグレーニングが酷かったのか、多くの分析が行われた。金曜日のあと、予選でのパフォーマンスとタイヤの温度を稼ごうとして、マシンを変えすぎてしまった。路面温度が高く(ソフトとスーパーソフトは)うまく使える温度域から逸脱していたんだ」


「何が起きたかについては適切に理解しているが、スーパーソフトやソフトで問題を抱えるとは、まったく想定外だった。ミディアムタイヤに変更した途端、再び高い競争力を発揮できるようになった」


 ホーナーは、チームにとってホームグランプリと言えるレッドブルリンクでは、同じ轍を踏まない自信があると言う。


「この2週間は問題の原因究明に集中してきた。多くの要素が絡み合うので、原因はひとつだけではなく、組み合わせで起こる。理解できていれば、今週末は教訓として生かすことができる」


 レッドブルリンクはバクーと同様、パワーが影響しやすいサーキットであり、レッドブル向きではない。2014年のリカルドの8位が、チームの同サーキットでの最高位となっている。


 バクーでのニコ・ロズベルグの強さを、ホーナーは以下のように語る。


「バクーのサーキットは、メルセデスのテリトリーとも言えるようなレイアウトだった。ワークスチームとかカスタマーチームといった問題ではなく、あそこはメルセデスのものだった。彼らの競争力は相対的に見て向上していたが、サーキットの特性によるものだと信じたい」


「モントリオール、バクー、オーストリアが、我々にとって厳しいレースになることは予想していた。けれどもブダペストやシンガポールのような場所では、強さを発揮できるはずだ。今週末のコースレイアウトもパワーを要するものではあるが、土曜日と日曜日は天候が不安定になりそうなので、何かしらのチャンスが得られるかもしれない。今年は路面が少々変わっていて、グリップは少し改善されているはずだ。これがレース戦略にどう影響するかが、楽しみだ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

11/1(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/3(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/3(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン393
2位ランド・ノリス331
3位シャルル・ルクレール307
4位オスカー・ピアストリ262
5位カルロス・サインツ244
6位ジョージ・ラッセル192
7位ルイス・ハミルトン190
8位セルジオ・ペレス151
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム593
2位スクーデリア・フェラーリ557
3位オラクル・レッドブル・レーシング544
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム382
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位BWTアルピーヌF1チーム49
7位マネーグラム・ハースF1チーム46
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム44
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号