F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ハミルトン、5基目のPUエレメント投入。ペナルティ近づく

2016年7月1日

 メルセデスのルイス・ハミルトンが、今週末のオーストリアGPで5基目となるターボチャージャーとMGU-Hを使用する見込みであることが分かった。今季のF1規則では、パワーユニットの各コンポーネントが6基目に入ったときからペナルティ対象になる。


 今季F1ではパワーユニットの6つの各エレメント(ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス)をシーズン通して5基までしか使用できず、これを越えるとグリッドペナルティが科される。


 ハミルトンは前戦ヨーロッパGPの段階でターボチャージャーとMGU-Hについて4基目を使用していたが、オーストリアですべてのエレメントが新しいパワーユニットを搭載、これによりふたつのエレメントが5基目に突入する。なお、ICEとMGU-Kは3基目、エナジーストアとコントロールエレクトロニクスは4基目となる。


 オーストリアGPは全21戦中まだ9戦目であり、ハミルトンがグリッド降格ペナルティを避けることは難しそうだ。


「(決勝で)順位を上げられるサーキットを見つけるつもりだ」とハミルトンは6基目を入れるタイミングについて語った。


「前に追いつくことが可能で、優勝を狙えるようなサーキットを探す。それが僕の考えだ」
「前向きに考えていく必要がある」


「でも(グリッドペナルティを受ければ)ニコ(・ロズベルグ)が勝って、僕が2位かもっと下になる可能性が高くなる」
「そういう状況に対処し、うまく乗り切る方法を見つけなければならない」


 タイトル争いのライバルでチームメイトのロズベルグはヨーロッパGPの段階ですべてのエレメントが2基目だった。他のメルセデスパワーユニット搭載車もほとんどが2基目を使用、マノーのリオ・ハリアントはエナジーストアとコントロールエレクトロニクスは1基目だった。


 今シーズン序盤、自分にパワーユニットのトラブルが集中しているとして、ハミルトンは嘆いている。


「最悪なのは、メルセデス(のパワーユニットで走る)ドライバーの中で、ペナルティを受けそうなのは僕だけだってことだ」


「40基エンジンがあれば、一番いいのが欲しい。でも仕方ない。僕は自分のエンジンでベストを尽くすしかない。次の1基目か2基目でもね」


「8人メルセデスドライバーがいて、皆が(パワーユニットの使用を)予定どおりに進め、2基目のエンジンを使っている。彼らは4基使えるのに、僕はもう1基しかないんだ。楽じゃないよ」


 第8戦終了時点でポイントリーダーのロズベルグと2位ハミルトンの差は24点となっている。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

11/1(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/3(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/3(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン393
2位ランド・ノリス331
3位シャルル・ルクレール307
4位オスカー・ピアストリ262
5位カルロス・サインツ244
6位ジョージ・ラッセル192
7位ルイス・ハミルトン190
8位セルジオ・ペレス151
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム593
2位スクーデリア・フェラーリ557
3位オラクル・レッドブル・レーシング544
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム382
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位BWTアルピーヌF1チーム49
7位マネーグラム・ハースF1チーム46
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム44
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号