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【無線ハイライト】「あのアタックは自殺行為だ」絶対に譲れない、ベッテルの主張

2016年4月20日

 2016年F1第3戦中国GPでは、スタート直後にフェラーリ2台が接触。そこから2位へと挽回したセバスチャン・ベッテルは、レース中からダニール・クビアトの責任を主張していた。数々の波乱をはらみながら、チェッカー後まで論戦が続いた一件を、ベッテルの無線を中心に振り返る。

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「接触した。レッドブルがインに飛び込んできて、どうしようもなかったんだ。それでキミを押し出してしまった」

 スタート直後、フェラーリ2台まさかの同士討ち。その事実に最もショックを受けていたのは、誰よりもチームワークを重視するセバスチャン・ベッテル自身だったはずだ。

「あらためて確認だけど、クビアトのアタックは自殺行為だ。ああやって、いつもクラッシュしている。あのスピードじゃ、あのコーナーは絶対に曲がれないんだ」

 セーフティカー先導中に、再度レースエンジニアのリカルド・アダミに無線で伝えた。同士討ちをしてしまったエクスキューズだけではなく、ダニール・クビアトの強引なドライビングがスチュワードの審議対象になるべきだという思いも込められていた。

 前戦バーレーンGPのスタート直後の事故では、バルテリ・ボッタスにドライブスルーペナルティが科せられた。しかし、クビアトとベッテルの間に接触そのものがなかったためか審議対象にすらならなかった。

 キミ・ライコネンはフロントウイングを失ってピットインを余儀なくされた。優勝争いを視野に入れていたフェラーリとしては、受け容れがたいアクシデントだ。

 ベッテルは、その後ボッタスとの接触でフロントウイングの左翼端板とアッパーフラップを失ったまま走行を続けた。

「データをチェックして空力のロスは確認していたが、ノーズ交換をすれば10秒を失う。(走行位置も含めて)それによって失うものをゲインできないと判断して、そのまま走ることにしたんだ」と、マウリツィオ・アリバベーネ代表は説明する。



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