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GP topic:欠場中のアロンソ、生中継に乱入! 口撃されたハーバートは……

2016年4月5日

 バーレーンGPの土曜日、フェルナンド・アロンソが英スカイ・スポーツの生中継に乱入。コメンテーターのジョニー・ハーバートに対して、厳しい言葉で口撃するという“事件”が起きた。


 ハーバートは放送中「いまのフェルナンドからは、F1マシンを限界までプッシュする情熱が感じられない」「今回の欠場がヘルメットを置く、いいきっかけだと思う」などと発言。これがアロンソの怒りを買ったようだ。


 カメラ前に突然入ってきたアロンソは、笑顔を浮かべながらハーバートと握手を交わしたものの「君にはコメンテーターが似合ってる。世界チャンピオンには、なれなかったんだから。でも僕は世界チャンピオンだ」と、きついひとことを発すると、さっさと去って行った。


 それに対してハーバートは「ありがとう。そう、僕は世界チャンピオンじゃなかった。それで良かったよ」と、あくまで紳士的に対応していた。


 とはいえ内心は、どうだったのだろう。レース後、ハーバートに直接この件について聞いてみた。アロンソに、あんなことを言われてショックを受けなかったのか。


「いや、そんなことはないよ。自宅で中継を見ていた妻は『あなたに対するリスペクトが全然ない』と怒っていたけどね。でも、僕はフェルナンドの気持ちも、すごくよくわかる。レーシングドライバーとしてね。ただ一方で、放送中に言ったことを撤回するつもりもない。メルボルンの事故について、そして、このところのフェルナンドの走りについて、僕が感じたことは事実なんだから」


 それではメルボルンの事故について、ハーバートはF1ドライバーとしてのアロンソの衰えを示していると考えていたのか。


「いつだってドライバーは、ぎりぎりのところでプッシュしている。なので、どうしてもミスは犯すものだ。メルボルンのアロンソに限らず、今日のボッタスもそうだったし、現役時代の僕もミスを犯した。歳に関係なく、それは避けがたいことなんだ。とはいえ年齢を重ねるにつれて、どうしても集中力は落ちてくる」


 ハーバートは、それ以上は事故について言及しなかったが、以前のアロンソなら決して犯さないミスだったと言いたかったようだ。それにしても現役時代のハーバートは、とんがった発言で何度も物議を醸していたし、かなり喧嘩っ早かった。なので、あれだけ言われながらも笑顔で対応していたことには「ジョニーも丸くなったなあ」と、ある種の感慨を感じたのだった。


動画(外部サイト):Sky Sports「Herbert defends Alonso verdict」



(Text : Kunio Shibata)


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