F速

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレン、テストで見えた進化が開発を後押し

2016年3月9日

 マクラーレンのレーシング・ディレクターであるエリック・ブーリエは、2015年と比較するとプレシーズンテストでのパフォーマンスが、新たなシーズン開幕に向けて「大きな後押し」になったと考えている。

 エンジンサプライヤーとして復帰したホンダと提携したマクラーレンは昨シーズン、チーム史上最悪の1年間に苦しんでいた。しかし2015年に行われた12日間のテストでこなした周回数が380周だったのに対し、今シーズンは8日間のプレシーズンテストで780周を走行するという進化を見せた。ブーリエはプレシーズンテストの成果について、以下のように述べている。

「昨年、我々はマシンに何もすることができなかった。事実、何ひとつチェックできずにいた。少なくとも今年は、作業リスト、ToDoリスト、チェックリストの多くをやり遂げた。システムやマシンそのものに関しても、搭載した新しい設計の限界まで試すことができた。いくつかは失敗に終わったが、いくつかは上手くいった。テストでは通常の工程だが、結果に満足している」

「少なくとも8日間でこれだけの距離を走れたので、準備はよくできているし安心している。より多くのデータをマシンにフィードバックしていくことで方向性も定まり、開発を進める上で大きな後押しになった」

 マクラーレンの完全な2016年仕様の新車は、開幕戦オーストラリアGPまで披露はない。チームの製造プログラムに遅れが生じたため、いくつかのパーツがスペインのテストに間に合わなかった。このため新車MP4-31の進化は当初の期待ほど大きくならなかったという。

 ブーリエは「具体的な日程や公約を聞かれても答えられないし、答えたくない。全く同じ状況で走った際の、ラップタイムでの比較ができた。そこから自分たちの今の位置と目標が把握できた。どう転ぶかはこれから分かる。今は何も言いたくないし、正確な予想ができるようなポジションにいるわけでもないので、間違った期待を持ちたくない」と語り、シーズン開幕に向けては慎重な発言をしている。

(Translation:Akane Kofuji/オートスポーツweb )


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号