F速

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレン「パーツ完成遅れ実戦仕様走れず」

2016年3月5日

 スペイン バルセロナでの2016年第2回F1プレシーズンテストが4日目最終日を迎え、ジェンソン・バトンがマクラーレン・ホンダMP4-31をドライブ、開幕前の走行を締めくくった。

 4日の天候は晴れでドライコンディション。マクラーレンは多数の空力パーツの設定および評価の作業に集中したほか、開幕戦に向けてラウンチ練習、スタート手順、ウルトラソフトコンパウンドなどのタイヤ特性評価を行い、レースセットアップに取り組んだ。

 一日を通して信頼性の問題は発生せず、予定していた作業を完了、バトンは121周を走行し、ウルトラソフトでマークした1分24秒714で13人中7番手となった。

 レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、テスト中に実戦仕様のマシンを走らせることができなかったと明かした。

「テスト中にはまだ2016年の完全仕様は走らせていない。開幕戦オーストラリアでマシンにさらに新しいパーツを搭載する」とブーリエ。

「だがテスト中、大部分の日において大量の走行距離を稼ぐことができた。それはいいニュースだ。シャシーに関してはすべてのシステムチェックを完了できたことが重要だった。去年はそれができなかったのだ。いい仕事を成し遂げたと思う。信頼性の高いマシンでシーズンに臨むことができそうだ。その意味でも比較的自信を持つことができる。パッケージの基礎は問題なさそうだ。しかし今後数週間の間にパフォーマンスを向上させる必要がある」

 ブーリエは「アグレッシブすぎる」製造スケジュールを組んだことで、パーツの完成が遅れ、テストに間に合わなかったと述べた。

「2016年のフルスペックはここで走らせていない。残念ながら持ち込めなかったパーツがある。それはオーストラリアで導入する」

「何か問題があるわけではない。あまりにタイトなスケジュールを設定すると、うまくいかないこともある。スケジュール面でぎりぎりまで攻めようとしている。空力担当者にパッケージ開発のための時間を最大限に与えたかったからだ」
「そうなると製造期間を短くせざるを得ず、何かが起こると遅れてしまうのだ」

「しかしこういったことはこの世界では普通のことだ。幸い我々にはコンスタントに開発、製造を押し進めていけるだけのリソースがある。昔はパッケージの大型アップデートをメルボルンで入れ、次はバルセロナに入れるといった具合だったが、今は毎戦それを行っている。レースウイークエンドに毎回アップデートを導入していくことには慣れており、今年もメルボルン以降、そのようにやっていく」



レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号