F速

  • 会員登録
  • ログイン

「VW離脱とスキャンダルは関係ない」とカピート

2016年1月22日

 マクラーレンの次期CEOに任命されたヨースト・カピートは、フォルクスワーゲンのWRCプログラムのモータースポーツディレクター職を退くことは、同社の排ガス不正問題とは関係ないと主張した。

 カピートは2012年にフォードからフォルクスワーゲンのWRCプログラムに加入すると、2013年から2015年までドライバーズとマニュファクチャラーズのダブルタイトル獲得を3年連続で成し遂げた。

 まさに、チームをこれ以上ない成功に導いたカピートだが、正直フォルクスワーゲンからの離脱はあまりにも早い。そのため、彼の行動の裏には昨年秋に表面化した同社の排ガス不正問題があるのではと捉える向きもある。

「みんなが私の新しい仕事について、様々な理由で話しているのを聞いた」とカピート。
「ただ、ここで私が言えることはフォルクスワーゲンは何も悪くないということだ」
「今回の移籍は自分にとってのチャレンジであり、ここ3ヶ月間騒がれていたディーゼル問題とは無関係だ」

「私は昨年の夏にマクラーレン側と初めて前向きな話をした」
「フォルクスワーゲンのWRCプログラムは安全だし、さらなる成功を求めてこれまで以上の努力をしていかなければならない」
「もちろん、予算はセーブしなければならないが、我々の関与は変わらない」

 フォルクスワーゲンの予算は30パーセントも削減されるとみられているが、グループ傘下にあるアウディとポルシェはWEC最大のイベント、ル・マン24時間も2台でエントリー予定。ただその一方で、WRCのヨーロッパラウンドで使用されるホスピタリティの予算を削ることになった。

 次期マクラーレンのCEOに任命されている彼が、正式にウォーキングに合流するのはフォルクスワーゲンで彼の後任が決まってからとなる。そのため、21日から始まったWRC開幕戦モンテカルロにも帯同し指揮をとる模様だ。

「いつも通りのビジネスだよ。今週のモンテカルロから、フォルクスワーゲンにとって4度目のタイトルを目指していくことになる」
「当然タフな戦いになるだろう。我々は再びゼロから出発することになる」

(Translation:Tomohiro Yoshita/オートスポーツweb )


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ234
2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
10位BWTアルピーヌF1チーム19

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号