最新記事
- 7度のF1王者シューマッハーの元マネージャー...
- 恒例の日本レース写真家協会報道写真展『COMP...
- 大きく外したレースのなかった2025年。最終戦...
- FIA表彰式で2025年F1王者ノリスが“Fワード”の...
- 死力を尽くした王者候補3人。アロンソがニュ...
- 【つぶやきグラ天】チャンピオン
- 感動が抑えられないフェルスタッペンからホン...
- アメリカのビジネス誌がF1ドライバーの推定収...
- マクラーレンが“まだ存在すらしない”マシンを...
- グランプリのうわさ話:2021年最終戦でアシス...
- ビン・スライエムがFIA会長に再選。選挙規則...
- F1、FIA、全11チームが2026年コンコルド統治...
レッドブル2台がQ1敗退の波乱。絶好調ノリスが今季6回目のPP獲得【予選レポート/F1サンパウロGP】
2025年11月9日
11月9日、2025年F1第21戦サンパウロGPの予選が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が今季6回目/通算15回目のポールポジションを獲得した。
2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は19番手となった。
第21戦の舞台はブラジルのインテルラゴス・サーキット。濡れた路面の影響で大荒れとなったスプリント終了から約3時間後、気温26度、路面温度43度、湿度56パーセント、乾いた路面状況で予選Q1は開始された。
■Q1:レッドブル2台がQ1敗退の波乱
18分間のQ1開始から5分が過ぎたタイミングで、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が1分10秒233をマークし暫定首位におどり出る。
角田の最初のアタックは1分11秒651で暫定17番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.970秒遅れ、暫定首位ハミルトンから1.418秒遅れと伸びない。
セッション残り10分を切ると、路面にラバーが乗ったこともあり各車続々と自己ベストを更新。そんななか、オリバー・ベアマン(ハース)が1分9秒891をマークして暫定首位につける。
角田は2度目のアタックで1分11秒012を記録するもコース上最下位となる暫定19番手。また、フェルスタッペンもタイヤを替えて2回目のアタックを行うがセクター2でミスもあり自己ベストを更新できず暫定16番手と、レッドブル勢は揃ってQ1敗退の危機が迫る状況でセッション終盤を迎えた。
各車Q1最後のアタックに臨むなか、ノリスが1分9秒656を叩き出してQ1をトップで終えた。Q1の2番手にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、3番手にベアマンが続いた。
最後のアタックにかけたフェルスタッペンのタイムはノリスから0.747秒遅れの1分10秒403の16番手。角田も最後のアタックで自己ベストを更新するが、ノリスから1.055秒遅れ、フェルスタッペンから0.308秒遅れの1分10秒711となり19番手のままQ1を終え、レッドブルは揃ってQ1敗退となった。
Q1敗退の5台は16番手フェルスタッペン、17番手エステバン・オコン(ハース)、18番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)、19番手角田、そして初の地元戦を迎えたガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)は、スプリントの大クラッシュからマシン修復が間に合わず、予選出走が叶わずに終わった。


■Q2:ハースのベアマンが2番手通過。フェラーリのハミルトンが敗退
15分間のQ2最初のアタックで暫定首位につけたのは1分9秒755を叩き出したベアマンだった。また0.019秒差の暫定2番手にアントネッリが続き、若手ふたりが印象的な走りを見せつける。
ただQ2終盤、スプリントをポール・トゥ・ウインで制したノリスが1分9秒616をマークし、ベアマンを0.139秒上回りQ2をトップで終えた。なお、ベアマンは2度目のアタックには入らず2番手。3番手にアントネッリが続いた。
以下、4番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、5番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、6番手ガスリー、7番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)、8番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、9番手アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)までがQ3進出を決めた。
Q2敗退の5台は11番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、12番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、13番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、14番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、15番手カルロス・サインツ(ウイリアムズ)となった。


■Q3:ノリスが今季6回目/通算15回目のポールポジション獲得
ポールポジションを決める12分間のQ3。セッション前半、ガスリー、ローソン、ハジャー、ヒュルケンベルグの4台はユーズドタイヤでコースイン。
Q3最初のアタックを終えたところで1分9秒897を記録したピアストリが暫定首位につけ、暫定2番手にルクレール、暫定3番手にベアマンが続く。そんななか、Q2最速のノリスはターン1でミスがあり、ユーズドタイヤ勢にも届かず暫定10番手と沈む。
Q3終盤、ベアマンはミニセクターで全体ベストを更新する箇所もあったが、自己ベストを更新することは叶わず。そんななか、ミスが許されない状況でノリスが1分9秒511を叩き出し、今季6回目/通算15回目のポールポジションを獲得した。
0.174秒差の2番手にアントネッリ、0.294秒差の3番手にルクレールが続いた。以下、4番手ピアストリ、5番手ハジャー、6番手ラッセル、7番手ローソン、8番手ベアマン、9番手ガスリー、10番手ヒュルケンベルグとなった。
2025年F1第21戦サンパウロGP、71周の決勝レースは日本時間10日2時(現地時間9日14時)にスタートが切られる予定だ。




(Text:autosport web)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


