ウイリアムズ代表がマクラーレン720S GT3 Evoをドライブ「エンジニアとしての頭脳を止めてドライブに集中した」
2025年9月19日
ウイリアムズF1のチーム代表を務めるジェームズ・ボウルズは、2025年F1第16戦イタリアGPと第17戦アゼルバイジャンGPの間にある1週間の休みを利用して、マクラーレン720S GT3 Evoをドライブした。
テストはスペインのナバラ・サーキットで2日間行われ、ボウルズは2022年にアジア・ル・マン・シリーズに出場した際に所属したチームであるガレージ59とともに走行した。
「スペインのナバラ・サーキットで素晴らしい2日間を過ごした。ほぼドライで、素晴らしいテクニカルサーキットだ」と、ボウルズはソーシャルメディアで共有した。
「私はガレージ59とマクラーレン720S GT3 Evoをドライブしていた。自分と長い付き合いのあるチームに戻ることができ、とてもうれしかった」
ボウルズはF1における鋭く戦略的な頭脳を持つ人物として最もよく知られているが、GT3のコクピットに戻るには、異なる集中力が必要だったとSNSで明かした。
「最初は、GT3から数年離れていたので調子が出なかったが、2日間のテストを終えた後の結果には非常に満足している。私はエンジニアとしての頭脳のほとんどを止めてドライビングに集中しなければならなかったが、その一瞬一瞬を楽しんでいた。続報をお楽しみに」
マクラーレン720S GT3 Evoは、ハイパフォーマンスサーキットでは馴染みのマシンだ。今年のファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(GTWCヨーロッパ)では、ガレージ59、CSAレーシング、オプティマム・モータースポーツ、チームRJNがマクラーレン720S GT3 Evoで参戦している。このマシンには、740bhpのV8ツインターボエンジンが搭載されており、トップスピードは時速212マイル(約時速341km)だ。

ボウルズはメルセデスで10年以上仕事をした後、2023年からウイリアムズの指揮を執っている。彼の在任期間はウイリアムズの目覚ましい復活と時を同じくしており、チームの2022年のコンストラクターズランキングは10位だったが、2023年には7位に浮上。2024年は9位と成績を落としたものの、2025年はイタリアGP終了時点で5位に位置している。
またボウルズの影響力はパフォーマンスだけにとどまらず、チームの商業的パートナーシップの強化にも貢献している。ボウルズはそのリーダーシップが認められ、2025年6月にウイリアムズと長期契約を締結し、経営陣であろうとピットウォールであろうと、彼の戦略的な思考がチームの将来を形作り続けることが確実となった。
(Text : autosport web / Translation:AKARAG)
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9/19(金) | フリー走行1回目 | 17:30〜18:30 |
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予選 | 21:00〜 | |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |

