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新ウイング投入も、初日はパフォーマンスの改善ならず。レッドブルの問題は空力ではなく足回りか/F1 Topic
2025年8月30日
レッドブルがザントフォールト・サーキットで行われているF1第15戦オランダGPに新しいフロントウイングを持ち込んだ。

レッドブルの今年のマシン『RB21』は、低速域のコーナーでアンダーステアになる課題を抱えてきた。その問題は前戦ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンだけに投入された新しいフロントウイングでも解決されなかった。
今回、ザントフォールトに持ち込まれたフロントウイングは、ザントフォールトの低速コーナーで必要とされる荷重を得られるよう、最上段のアッパーフラップの面積を広げてある(赤矢印)。

もうひとつ、今回レッドブルが持ち込んだ新フロントウイングは、これまでのフロントウイングにはないアイディアが施されてあった。それは最上段のアッパーフラップのノーズとの接合部分が、スロープ状に延長され、まるで小さなフィンが追加されたようなデザインとになっている点だ(水色矢印)。

しかし、フリー走行2回目で5番手に終わったフェルスタッペンは、このアップデートに満足していない。
「今日はあまりいいところがなかった。以前からも課題となっている同じ問題に依然として苦しんでいる。マシンに様々な調整を試みたが、抱えている問題に変化は見られなかった。今夜にさらに改善点を探るが、劇的な変化は期待していない。このサーキットのレイアウトは僕たちのマシンに基本的に合っていないからだ。特に中速域の長く回り込むコーナーでかなり難しい状況だった」
この状況を見る限り、現在レッドブルが抱えている問題は低速域での空力ではなく、空力に頼りすぎたために硬くなりすぎた足回りのように感じる。もし、それが正しければ、レッドブルが中低速サーキットで浮上するには相当時間がかかりそうだ。
(Text : Masahiro Owari)
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※イタリアGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

※イタリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

2025年F1カレンダー
第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

