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ノリスが今季4度目のPP。新フロア投入の角田裕毅が7戦ぶりのQ3進出【予選レポート/F1第13戦】
2025年7月27日
7月26日、2025年F1第13戦ベルギーGPの予選が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がキャリア通算13回目/今季4度目のポールポジションを獲得した。
2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は第6戦マイアミGP以来7戦ぶりのQ3進出を果たし、7番手となった。
F1誕生以前からモータースポーツの舞台だったスパ・フランコルシャンで迎えた第13戦。スプリント終了後、サーキット全体を分厚い雲が覆うも路面はドライ。気温22度、路面温度36度、湿度55パーセントというコンディションで予選は開始された。
■Q1:ルイス・ハミルトン、痛恨のトラックリミット違反に落胆
18分間のセッション序盤は、スプリント終了後のセッティング変更を確認するかのように多くの車両がユーズドタイヤでチェックランを実施。残り時間10分を切ったころからニュータイヤでのタイム出しが行われた。
残り5分時点でノリスが1分41秒010をマークし暫定首位に浮上。続けてピアストリが0.191秒遅れの2番手で続く。一方、この時点でジョージ・ラッセル(メルセデス)が暫定17番手、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が暫定19番手と、スプリント予選に続いて昨年の優勝チームであるメルセデス勢に暗雲が垂れ込める。
セッション終盤、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2セット目のニュータイヤを投入しノリスから0.324秒遅れの3番手に浮上。このセッションから新しいフロアが投入された角田もノリスから0.830秒遅れの12番手に浮上し、Q2進出を決めた。一方、苦戦が見られたメルセデス勢はラッセルが10番手に浮上を果たすも、アントネッリはタイムを伸ばすことができず18番手に。さらに、暫定7番手につけていたルイス・ハミルトン(フェラーリ)はターン4(ラディオン)でトラックリミット違反で自己ベスト抹消となる。
これで、Q1敗退は16番手ハミルトン、17番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)、18番手アントネッリ、19番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、20番手ランス・ストロール(アストンマーティン)の5台となった。ハミルトンの敗退で、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)が繰り上がりのQ2進出を果たす結果となった。また、アストンマーティンが最後列に並ぶ結果となった。

■Q2:新フロア効果か。角田裕毅、7戦ぶりのQ3進出を決める
15分間のQ2、多くの車両が序盤からニュータイヤを履いてタイム出しに入ると、ニュータイヤを履いたフェルスタッペンが1分40秒626をマークし暫定首位に浮上。角田もニュータイヤでフェルスタッペンから0.294秒差までタイムを縮める。
ただ、ピアストリが1分40秒626で首位の座をフェルスタッペンから奪うと、ノリスが0.089秒差で続き、再びマクラーレンのワンツーが形成された。これでセッション後半を迎えた段階でピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、ルクレール、角田というトップ5オーダーに。
残り5分を切り、各車最後のアタックに入った。なお、ニュータイヤが残り1セットしか残されていないフェルスタッペンはコースインせず。なお、角田はニュータイヤを履いてコースインするも、セッション前半のタイムが安全圏だったこともあり、アタックには入らずタイヤを温存したようだ。
Q2最速はピアストリ、2番手ノリス、3番手フェルスタッペン、4番手ルクレール、5番手角田、6番手ラッセル、7番手アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、8番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、9番手ボルトレート、10番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)までがQ3進出。角田はマイアミGP以来、7戦ぶりのQ3進出を決めた。
Q2敗退は11番手エステバン・オコン(ハース)、12番手オリバー・ベアマン(ハース)、13番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、14番手ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、15番手カルロス・サインツ(ウイリアムズ)という5台となった。

■Q3:ノリスが今季4回目のポールポジション。SQ最速フェルスタッペンは4番手に
ポールポジションを決める最終Q3は12分間。セッション前半からニュータイヤを履いたのはピアストリ、ノリス、ルクレール、ラッセルの4台。ノリスが1分40秒562で首位に立つと0.189秒遅れの2番手にピアストリ、そして3周ユーズドのフェルスタッペンが0.516秒差の3番手に続く。
ニュータイヤのルクレール、ラッセルはフェルスタッペンに届かず。そして同じくユーズドの角田は1分42秒019をマークし、暫定6番手(ユーズド内2番手)につけた。なお、暫定7番手のローソンと角田のタイム差は0.083秒だった。
残り時間4分を切り、ニュータイヤを使い果たしたボルトレートはユーズドで、そのほかはニュータイヤで最後のアタックに入った。そんななか、フェルスタッペンはターン1立ち上がりでミスがあり、自己ベスト更新もマクラーレン勢に届かない。そして首位のノリスも自己ベストに届かず。ピアストリは自己ベスト更新も、ノリスに0.085秒届かず2番手のまま。これでノリスが今季4度目、通算13回目のポールポジションを獲得。最後にフェルスタッペンを上回った3番手ルクレールというトップ3となった。
以下、4番手フェルスタッペン、5番手アルボン、6番手ラッセル、7番手角田、8番手ハジャー、9番手ローソン、10番手ボルトレートとなった。
2025年F1第13戦ベルギーGP、44周の決勝レースは27日の日本時間22時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。





(Text:autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

