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ブエノスアイレスがF1開催も視野に入れたサーキット改修を発表。2段階計画で2輪と4輪の最高ライセンス獲得を目指す
2025年7月25日
今週、アルゼンチンGPがF1カレンダー復帰に一歩近づいた。地元当局と、ブエノスアイレスのオスカル・イ・フアン・ガルベス・サーキットのプロモーターは、2027年からMotoGPを開催する契約を結んだばかりで、サーキット改修の計画を発表したのだ。これまで二輪レースはアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催されていたが、現在、国は首都の宣伝をしたいと考えており、MotoGPのレースをブエノスアイレスに移すことを決定した。
アルゼンチン新政府の計画の第二部は、数十年にわたってF1レースが開催されてきたコースの改修を完了し、世界選手権への復帰に適した状態にすることだ。これには、ロングストレートの終わりにヘアピンカーブを設けて明確な追い越しの機会を作るにあたって、コースの長さをおよそ0.5km延長することが含まれるが、工事が完了すると、サーキットの残りの部分は四輪と二輪の両方で使用されることになる。

アルゼンチンの冬が始まった今、2026年中にすべての建設工事を行う計画が立てられており、最初の掘削作業は来年1月に開始される予定だ。サーキットの改修と施設のアップグレードは、ヘルマン・ティルケの会社が監督している。アルゼンチンGPは、1995年から直前に国の経済が破綻してレースが終了する1998年の間に世界選手権に短期間参加しており、ティルケは30年以上前に自ら改修に協力したサーキットに戻ることになる。
ティルケと地元のプロモーターは、その拠点となる公園の広大な外周の可能性を考慮して、MotoGPコースの長さを4.34km、拡張されたF1向けコースがほぼ5kmに達する、新しいバージョンのサーキットを使用することを決定した。新しい計画の発表会で、ティルケは次のように語った。
「MotoGPを開催できるようにするために、地元のチームと協力してこのサーキットの再設計に取り組み始めた。我々には2段階の計画がある。フェーズ1は2027年のMotoGPに向けたものであり、フェーズ2はF1に向けたものだ。つまり、FIMグレードAライセンスとF1グレード1ライセンスを取得するということだ」
「これはバリアやランオフエリアなどのすべての要件を含む、技術的な側面だけの話ではない。非常に美しく、エキサイティングなサーキットにする必要もある。ライダーだけでなく、観客のためになることを考え設計した。国民の関心を引くことは非常に重要だ」
ティルケは、現在取り組んでいるふたつのデザインについて説明するなかで、「MotoGPとF1のレイアウトは基本的に同じになる。F1ではふたつのコーナーのみ少し幅が広くなり、サーキットが少々長くなるが、レイアウトは基本的には同じだ」と明かした。サーキットプロモーターが提示したアーティストの想像図でわかるように、主な違いは、MotoGPがターン14を使用してメインストレートにふたたび進入するのに対し、F1はヘアピンにまっすぐ進み、その後、過去4回のアルゼンチンGPで使用されたバージョンに再度合流し、楽で平坦な左コーナーを通ってメインストレートに戻ることだ。


(Text:GrandPrix.com / Translation : AKARAG)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

