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ベルギーGPのタイヤはC1/C3/C4の“ひとつ飛ばし”の3種類。雨予報のなかスプリント開催で予測の難しい週末に
2025年7月23日
ピレリは、2025年F1第13戦ベルギーGPに持ち込むタイヤを発表した。スプリントフォーマットで開催される今年のベルギーGPのタイヤは、ハードタイヤがC1、ミディアムタイヤがC3、ソフトタイヤがC4と、コンパウンドをひとつ飛ばした3種類になっている。
チームとドライバーが、日曜日に深刻な問題に遭遇することなくベルギーGPの週末を乗り切るためには、十分な予習と慎重なタイヤマネジメントが極めて重要になるだろう。スパ・フランコルシャンではスプリントレースが行われるため、ただでさえ難しい週末となるが、ピレリはそこに刺激を加えるために、C3タイヤとC4タイヤとともに、より硬いコンパウンドのC1タイヤをベルギーに持ち込むことを決めた。つまり、今年のベルギーGPではハードタイヤとミディアムタイヤの間に大きな差があり、週末の初めからタイヤ選択が非常に難しい作業になるということだ。

各ドライバーは週末の間に12セットのタイヤを使用できることになっており、その内訳はソフトタイヤが6セット、ミディアムタイヤが4セット、ハードタイヤが2セットだ。またスプリントフォーマットの規則では、スプリント予選のSQ1とSQ2ではミディアムタイヤのみ使用が許され、SQ3ではソフトタイヤのみを使用しなければならない。そのため、スプリント予選以外のセッションで使用できるミディアムタイヤは2セットしかない。日曜日のレースには少なくとも1セットが必要となるため、残りの1セットをその週末唯一のフリー走行セッションで使用するか、それとも15周が予定されている土曜日のスプリントレースで使用するかを決めなければならない。
ソフトタイヤに関しては、SQ3で1セットを使用する必要がある。セッションが8分しかないことを考えると、どのドライバーにとっても、そのような短い時間で2回の走行を完了することは非常に難しい。アウトラップを完了するには2分以上、予選ラップには約1分52秒、インラップにはさらに2分が必要なので、ピットインしてタイヤを交換すると、2回目のアウトラップを時間内に完了する時間がなくなってしまう。したがって、金曜日のスプリント予選の最終セッションは、参加する10人のドライバー全員にとって、アタックができるのは1回だけというセッションとなる。

土曜日の午後の予選は通常の形式で行われるため、チームはこのセッションのためにソフトタイヤをできるだけ多く温存したいと考えるだろう。つまり多くのドライバーが、日曜日のレースに向けてミディアムタイヤを1セット温存するために、ミディアムタイヤ1セットのみでフリー走行を乗り切る可能性が高いということだ。
また、全員が日曜日のレースのために2セットのハードタイヤを温存し、グランプリが進むなかでこの非常に要求の厳しいサーキットでタイヤがどのように機能するか模索していくようになるということだ。この状況では、各チームのシミュレーションツールの重要性が高まる。週末が始まる前に行うタイヤ選択は、特に週末が完全にドライコンディションで展開される場合、全員の最終結果にとって非常に重要になるだろうが、スパ・フランコルシャンでそのようなコンディションになる保証はない。
事態をさらに複雑にしているのは、現在の天気予報では金曜日と日曜日は雨、土曜日は時折にわか雨が降ると予想されていることだ。そのため、非常にエキサイティングで予測不可能なベルギーGPになる可能性がある。タイヤを交換するタイミングが、各チームの予選とレース結果を左右することになるだろう。
(Text:GrandPrix.com / Translation : AKARAG)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

