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フェラーリがフィルミングデーで新型リヤサスペンションをテストへ。ベルギーGPに導入の可能性
2025年7月14日
フェラーリはサマーブレイク前まではSF-25のアップグレードを継続する予定であり、今季最後となるフィルミングデー走行を今週、ムジェロ・サーキットで行う。この日には、変更されたリヤサスペンションのシェイクダウンが実施される見込みだ。
テクニカルディレクターのロイック・セラ率いる技術チームは、以前から、エンリコ・カルディレの指揮下で設計されたSF-25のリヤサスペンションが、セットアップの選択肢を制限していると認識してきた。
今年の初めから明らかになっているのは、フェラーリは低速と高速のすべてのコーナーにおいて機能する優れた基本セットアップを 見つけることができていないということだ。SF-25は、全体的に低速コーナーが多いサーキット、あるいは中高速コーナーが主となるサーキットでは、比較的優れた性能を発揮している。

スクーデリアに近い情報筋によれば、次戦ベルギーGPでモディファイされたリヤサスペンションがグランプリデビューを果たすことになる予定だという。これはセラがメルセデス在籍時代の最終期に考案したコンセプトに基づいて設計されたもので、アッパートライアングルのフロントアームに変更が加えられる。
メルセデスが当時説明したところによれば、その改良は過渡的な状況やブレーキング時における車体の動きを安定させるのに役立つという。それにより、より硬いセットアップを選択することが可能となり、低速と高速コーナー間で車高を安定させることができるようになる。
さらに、車体下部の空気の流れを最大限に活用し、車体下から得られるダウンフォースを最大化することにつながる。これは今年これまでフェラーリが実現できていなかったことだ。ただし、既存のマシンへの適用であるため、フェラーリのソリューションは、メルセデスが導入したものほど洗練されていないと考えられている。
マラネロでは、リヤサスペンションと新しいフロアが、0.1秒以上のタイム短縮をもたらすと考えられている。マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが非常に僅差で戦っている状況を考えると、0.1秒がポールポジションか、グリッド2列目、3列目というように結果を大きく分けることにもなり得る。

新しいソリューションによってSF-25の挙動がドライバーにとってより予測しやすくなると考えられており、それがさらなるタイム短縮につながる可能性もある。
ルイス・ハミルトンもシャルル・ルクレールも、イギリスGPの予選において、途中までフェルスタッペンのポールタイムに匹敵する、あるいはそれを上回るペースを示しながら、最終コーナーでリヤの不安定さに驚かされてミスを犯した。こういった状況が改善されるなら、フェラーリにとって大きな後押しとなるだろう。
(Text : GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

