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ハースのベアマンにモナコで10グリッド降格の重罰。赤旗中に追い越し、言い分は認められず
2025年5月24日
F1モナコGP金曜フリープラクティス2回目において、オリバー・ベアマン(ハース)は赤旗中に他車を追い越したため、決勝グリッドを10位降格という極めて重いペナルティを受けた。
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がバリアにヒットした際に赤旗が掲示された。その赤旗中に、ベアマンはカルロス・サインツ(ウイリアムズ)を追い越したことが判明した。

「追い越しが行われるかなり前に、セッションには赤旗が提示されていた。チームからドライバーに対する連絡は遅く、オーバーテイク直前に連絡が行われた」とスチュワードの声明には記されている。
「しかしながら、映像からは、ドライバーの正面に赤旗を表示するライトパネルがはっきりと確認でき、またダッシュボード上にも追い越しが行われるはるか前から赤旗が表示されていたことが明白である」
「規則では、(赤旗提示後には)ドライバーは『直ちに』速度を落とし、それぞれのピットにゆっくりと戻ることが求められている(第2.5.4.1 b項)。同じ規則には、赤旗の状況下では『追い越しは禁止されている』と明記されており、さらにドライバーは『コース上にレース車両およびサービス車両が存在する可能性があることを忘れてはならない』と警告している」
「ドライバー(ベアマン)は、赤旗を確認したが、急減速することはより危険であると感じたため、突然減速することは避けたと主張し、自分の行動の方が安全であると考えたと述べた」
「追い越しを回避するために十分な減速を行って規則に従ってゆっくりピットへ戻るという措置を取らなかった彼の決断に、我々は同意しない」
「ドライバーに即座の減速を求めているのは、安全のためである。ドライバーは自分の前方に何があるのか、あるいはなぜ赤旗が出されたのかを知らない。特にモナコのようなコースでは、そういう状況である」
「このような状況において、赤旗中に追い越しを行ったという事実に対して、軽減されるべき要素は存在しない。よって、レースにおける10グリッド降格のペナルティおよびペナルティポイント2点を科すこととした」

(Text : autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

