ルクレールがフェラーリに今季初表彰台をもたらす。苦しみ続けるハミルトン「今のところ解決策はない」
2025年4月21日
2025年F1サウジアラビアGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは3位でチームに今季初表彰台をプレゼントした。ルイス・ハミルトンは7位でフィニッシュした。
ルクレールはグリッドと同じ4番手を走行し、ミディアムタイヤで最も長いファーストスティントを走り、22周目にトップに立った。セカンドスティント序盤にジョージ・ラッセル(メルセデス)をかわし、後ろから良いペースで追いついてきたランド・ノリス(マクラーレン)を抑え切って3位を獲得した。
ハミルトンはレースを通してペースが上がらず、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)の前に上がったものの、ノリスにバトルの末に抜かれ、グリッドと同じ位置でレースを終えた。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=3位(50周/50周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「今のところ、予選よりレースの方が良い状態だ。予選ではマシンから最大限のパフォーマンスを引き出せていないんだ。でも昨日のラップにも、今日のレースにも、とても満足しているよ。僕たちはあらゆる面で最大限の力を発揮できたと思う。自分たちが挙げた成果をとても誇りに思う。あとはマシンを改善して、もっと上位争いに加われるようにするだけだ」
「こんな結果を出せるとは思っていなかった。正直言って、後ろのマシン、特に(アンドレア・)キミ(・アントネッリ/メルセデス)からポジションを守ることがメインのレースになると思っていた。だから本当に良かった」
「これからも限界に挑戦し続けなければならない。マシンを改良するためのアップグレードがすぐに用意されることを期待している」

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=7位(50周/50周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
(『Sky Sports』に対して語り)「シャルルが表彰台に上がったこと以外、特にポジティブなことは何もない。今日は最悪で、全然楽しくなかった。グリップが全くなくて、スライドし続けていた」
「最初のスティントはひどいアンダーステアで、マシンが曲がらないし、デグラデーションも大きかった。セカンドスティントではバランスが少し良くなったものの、それでもペースが全く上がらなかった。ひどいものだったよ」
「今の時点で解決策はない。だからこれからもこのままで、辛い状況が続くだろう」
「予選ではパフォーマンスを最大限に引き出すことに全力を尽くした。決勝ではあらゆることを試したが、マシンはどうしても速く走ろうとしなかった」


(Text : autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

