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フェルスタッペンがコースレコード更新のPP。ランキング首位ノリスは痛恨のクラッシュ【予選レポート/F1第5戦】
2025年4月20日
現地時間4月19日、2025年F1第5戦サウジアラビアGPの予選がジェッダ・コーニッシュ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースレコードを更新するとともに、キャリア通算42回目/今季2度目のポールポジションを獲得した。
2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、角田裕毅(レッドブル)は8番手となっている。
現地時間20時、ナイトセッションとなる予選は気温29度、路面温度38度、湿度62パーセントというコンディションで開始された。
■Q1:フェルスタッペン、ユーズドタイヤで最速記録
最初のQ1は18分間。事前に3回行われたフリー走行(FP)のうち、FP2とFP3で最速タイムをマークしていたランド・ノリス(マクラーレン)は、予選最初のアタックから1分28秒026を記録。続けてピアストリがノリスを0.007秒上回ったものの、早々にマクラーレン勢がワンツーに。
一方、角田のファーストアタックは1分28秒424。暫定首位のピアストリから0.405秒遅れるも、暫定3番手フェルスタッペンからは0.276秒遅れの暫定5番手と好走を見せる。
残り7分、ノリスが早めに2度目のアタックを敢行し1分27秒805を記録。ピアストリを0.214秒上回り、暫定首位の座を手にする。Q1セッション終盤、路面コンディション改善もあり、暫定首位ノリスを含む全車が最後のアタックへ。
そんななか、フェルスタッペンがユーズドタイヤで1分27秒778を叩き出し、Q1をトップで終えた。2番手はノリス、3番手はピストリとなる。4番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、5番手にフェルスタッペンから0.448秒差となる1分28秒226をマークした角田が続いた。
Q1敗退は16番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、17番手ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、18番手ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、19番手エステバン・オコン(ハース)、20番手ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)の5台となった。

■Q2:リアム・ローソンに復調の兆し。アイザック・ハジャーを上回る
フェルスタッペンのスピードは、続く15分間のQ2でも健在だった。ニュータイヤを履き、セクター1で全体ベストを更新するとフェルスタッペンは1分27秒529を叩き出し暫定首位に。
ただ、同じくニュータイヤのノリスが0.048秒上回り暫定首位の座を奪う。なお、このノリスのアタックではホームストレートでピアストリのトウ(スリップストリーム)を活用している。
角田のQ2ファーストアタックはユーズドタイヤとなり、ノリスから0.684秒遅れの暫定6番手に。ユーズドタイヤながらニュータイヤで記録したQ1の自己ベストを上回る1分28秒165となった。
Q2終盤、暫定首位ノリス、暫定6番手のアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)を除く13台がアタックに臨んだ。そのうち、セッション前半でニュータイヤを履いたフェルスタッペンとピアストリはユーズドでのアタックとなったが、ピアストリは自己ベスト更新が叶っている。
ただ、いずれもノリスのタイムには届かずQ2最速はノリス、2番手フェルスタッペン、3番手ピアストリと続いた。角田はセクター2で自己ベストを更新し1分27秒990で7番手でQ3進出を決めた。
Q2敗退は11番手アルボン、12番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、14番手アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、15番手オリバー・ベアマン(ハース)の5台となった。
レーシングブルズは揃ってQ2敗退となったが、ローソンにとっては今季初めてチームメイトを上回る予選結果となった。なお、ローソンとハジャーのタイム差は0.227秒となる。

■Q3:フェルスタッペンがポール獲得。ランキング首位ノリスは痛恨のクラッシュ
ポールポジションを決める最終Q3は12分間のセッション。セッション前半からニュータイヤを履いたのはノリス、ピアストリ、フェルスタッペン、ラッセルの4台だった。
真っ先にアタック入りしたピアストリが1分27秒560をマークし暫定首位につける。その直後、アタック中のノリスがターン5の縁石に僅かに乗り上げてバランスを崩すと、勢いそのままバリアにクラッシュし、残り時間8分32秒でQ3は赤旗中断となった。

セッション再開を迎えると、フェルスタッペンは早めにアタック入りし1分27秒559をマーク。最終コーナーで僅かにウォールにタッチする攻めの走りでピアストリを0.001秒上回り、暫定首位におどり出る。
残り1分というところでラッセルが1分27秒407を記録。さらにはピアストリが1分27秒304を記録するなど、見応えあるタイム更新合戦が続くなか、最後に1分27秒294をマークしたフェルスタッペンがキャリア通算42回目かつ今季2度目のポールポジションを獲得した。
0.010秒差の2番手にピアストリ、0.113秒差の3番手にラッセルが続いた。以下、4番手ルクレール、5番手アントネッリ、6番手カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、7番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、8番手角田、9番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、そしてクラッシュしノータイムのノリスが10番手となった。
角田のQ3タイムは1分28秒204と、自身がQ1とQ2で記録したタイムにも届かず、フェルスタッペンから0.910秒遅れの8番手となった。
2025年F1第5戦サウジアラビアGP、50周の決勝レースは20日の日本時間26時(現地時間20時)にスタートが切られる予定だ。



(Text:autosport web)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

