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FIA副会長が辞任表明「FIAではガバナンス基準が崩壊」と現会長主導のシステムを強く批判
2025年4月11日
FIAのスポーツ担当副会長であるロバート・リードが辞任したことが発表された。彼はその理由を、「モータースポーツの世界的統括機関におけるガバナンス基準の根本的な崩壊」と表現している。
リードは、クラブのメンバーに宛てた長文の書簡の中で、決断の背後にある理由を詳述している。最近、モータースポーツUKのディレクターであるデイビッド・リチャーズが、モハメド・ビン・スライエムFIA会長による連盟の運営方法の変更に公然と疑問を呈し、イギリスの司法制度の下で彼らに異議を申し立てたが、リードはリチャーズを支持する立場を示している。リードとリチャーズは、ビン・スレイエム会長によって求められた秘密保持契約への署名を拒否したことにより、FIA世界モータースポーツ評議会会合への出席を禁じられた。
かつてWRCのコ・ドライバーを務めたリードは、声明の中で、「正当な手続きや適切な協議なしに重要な決定がなされていることに対して、次第に強まる懸念を感じている」と述べた。
「私がこの役職を引き受けたのは、FIAの権力に仕えるためではなく、FIAのメンバーたちに仕えるためだった」
「だが、時間が経つにつれて、私たちが守ると約束した原則が着実に蝕まれていくのを目の当たりにしてきた。決定は密室の中でなされており、FIAが代表するために存在するはずの構造や人々を迂回している」
「私の辞任は個人の問題ではなく、原則に関する問題である。モータースポーツには、説明責任を持ち、透明性があり、メンバー主導のリーダーシップがふさわしい。私はもはや、そうした価値を反映しないシステムの一員であり続けることを、誠実な気持ちで受け入れることはできない」

4月10日、FIAはリードの辞任に関して、以下のような簡潔な声明を発表した。
「FIAはロバート・リードのFIAおよびより広範なモータースポーツへの貢献に感謝している。FIAには、我々の業務を導き、我々の規則、慣行、およびプロセスが順守されることを保証する、非常に強固なコーポレート・ガバナンス方針がある」
リードは、ビン・スライエム会長が、FIA理事会や世界評議会の承認を得ずに、世界ラリークロス選手権の運営権を取得したことを強く非難していた。それについてFIAは、次のようにコメントしている。
「FIA世界ラリークロス選手権は非常に人気のあるスポーツだ。近年では、世界ラリークロスおよびヨーロッパ・ラリークロスのイベントは、100を超える国々にわたって3、000万人を超える視聴者によって視聴されるようになってきた。FIAはファン、チーム、そしてFIA加盟クラブの利益のために、この選手権に直接投資してきた。この投資は、モータースポーツへの参加を世界的に2倍にするというFIAの取り組みに沿ったものである」
リードの辞任は、ビン・スレイエム会長にとって最悪のタイミングで起こったと言える。なぜなら、彼は今年末の再選を目指して動いているなかで、ヨーロッパのモーターレーシングクラブの大多数の支持を受けていた人物の支援を明らかに失ってしまったからである。
さらにビン・スレイエム会長は、来年からのF1チームとの商業契約、新コンコルド協定におけるFIAの立場を固めることができずにいる。
ビン・スレイエム会長は、問題が次々と積み重なるなかで、新たなスポーツ担当副会長を任命する必要に迫られることになった。

(Text : GrandPrix.com)
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