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F1昇格が決まったハジャル、マルコとの“単なる上司と部下”以上の絆を語る「僕という人間を尊重してくれる」
2025年1月8日
RBのルーキーであるアイザック・ハジャルは、2025年にF1での初シーズンを迎える準備を進めるなかで、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコに対する深い尊敬と感謝の気持ちを率直に語った。
2024年のFIA F2選手権で2位につけたハジャルは、リアム・ローソンがレッドブル・レーシングに昇格してマックス・フェルスタッペンとチームメイトになったため、RBで角田裕毅と組むことになる。
20歳のハジャルは、F1への道のりを振り返り、自身のキャリアの発展においてマルコが果たした重要な役割について語り、また2022年にレッドブルのジュニアプログラムに参加して以来、マルコと築いてきた親密な関係についても強調した。
「ヘルムートがわざわざイタリアまで来て、僕の契約書に自らサインしてくれたことに本当に感動している」と、ハジャルはフランスの放送局『Canal+』とのインタビューで語った。
「彼には多くの恩義がある」
マルコのリーダーシップのスタイルは要求が厳しいとよく言われるが、ハジャルはマルコとの間に、典型的な上司と部下の力関係を超えた独特のつながりを見出している。
「僕と彼の関係は、単なる上司と部下以上のものだ」とハジャルは説明した。
「物事がうまくいかなくても、彼は僕を批判しないだろう。彼は僕という人間と、スポーツに対する僕の姿勢を尊重してくれている」
こうして互いに尊敬の念を抱くことは、レッドブルのシステムを通して挑戦と成長によって昇格してきたハジャルにとって、極めて重要だった。マルコの指導はハジャルのドライバーとしての成長を促しただけでなく、厳しいF1の世界に立ち向かう自信も与えた。
■まだ実感がない
ハジャルは、自身のF1への昇格の重大さをまだ完全に実感できていない。20歳の彼は、F2で力強いシーズンを送り、FP1セッションやテストで一連の印象的な活躍をしたことでシートを獲得したにもかかわらず、モータースポーツ界の大物たちと並んでレースをする現実を実感するのは、プレシーズンテスト中のことになるだろうと認めている。
「バーレーンでのプレシーズンテストで、初めて本当に実感することになるだろう」
「ルイス(・ハミルトン)、(フェルナンド・)アロンソ、マックス(・フェルスタッペン)とコースを共有することになる」
しかしハジャルは、レーシング・ブルズで5シーズン目を迎える経験豊富な角田と対戦することになるため、彼の挑戦は特に厳しいものになるだろう。
■自分を見失わずに
ハジャルは自身の実力を証明したいと強く望んでいるが、デビューシーズンの課題については現実的な見方を崩していない。
「自分自身のことはわかっている。マシンに乗り込んだら、すぐにチームメイトに勝ちたい」と、ハジャルは自信を持って語った。
「最初のレースは難しいだろうが、落胆しないようにしなければならない」
ハジャルの進歩を注意深く見守ってきたマルコは、プレッシャーの下でもルーキーが平静を保つことの必要性に同意した。F1ポッドキャスト『Inside Line』で、マルコはハジャルの生まれ持ったスピードを称賛したが、集中力と一貫性の重要性を強調した。
「アイザックは速いが、感情をコントロールし、集中する必要がある」
マルコは、ハジャルのジュニア時代のキャリアにおいて、改善の余地を浮き彫りにした具体的な瞬間を指摘した。
「ひとつの例として、モンテカルロではセーフティカーが出動していたが、突然彼(他のドライバー)が彼(ハジャル)の目の前に現れた。彼は『なぜだ?』などと言って嘆き、不満を言っていた」
「それどころか、彼のタイヤは冷えていた。彼は無線であれこれ言うのではなく、ドライブして彼を攻撃するべきだった」
マルコはまた、アブダビでのテストと金曜日の走行中に起きたハジャルのスピンを、さらなる一貫性の必要性の例として挙げた。
「だから、全体的に重要なことに集中し、アブダビでのテストでスピンしたようなミスを減らすことだ。彼は金曜日の走行でスピンしたと思う」
「もっと一貫性を保てばいい。スピードやあらゆるものはあるのだから。残りのことはルーチンを通じて得られるだろう」
マルコの指導とチームのサポートにより、ハジャルは高い期待と成長のための着実な計画を携えて2025年に臨む。このルーキーは、これから先に急な学習曲線があることを認識しているが、生まれながら持っている才能、決意、そしてF1界で最も経験豊富な指導者との特別な絆の組み合わせによって、強固な基盤を得ている。バーレーンテストが迫るなか、モータースポーツの最高峰の舞台での歩みを始めるハジャルの物語は、注目に値するだろう。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 22:30〜23:30 |
予選 | 26:00〜 | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

