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F1アブダビGP FP2:ノリスがトップ、初日はマクラーレンがワン・ツー。中団勢はヒュルケンベルグ3番手、角田10番手
2024年12月6日
2024年F1第24戦アブダビGPのフリー走行2回目が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)となっている。角田裕毅(RB)は10番手だった。
気温27度、路面温度33度というコンディションで、現地時間17時にセッションがスタート。FP1から路面温度は10度近く下がっており、FP2は夕方から夜にかけてのセッションとなる。
前車ミディアムタイヤでコースに出ており、序盤は1分24〜25秒台のタイムが並ぶ。FP1でトップだったシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分24秒744をマークし、すでに昨年のFP2を上回っている。その後ノリスが1分24秒332でトップに浮上。FP2からステアリングを握るマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は1分24秒958で5番手だが、ドライバビリティの不具合を抱えているようだ。角田は1分25秒155で6番手。ジョージ・ラッセル(メルセデス)はFP1に続きコックピットの暑さを訴えている。
各車10周前後走ったところでミディアムでの走行を終え、一度ピットに戻る。開始から20分を過ぎたところでフランコ・コラピント(ウイリアムズ)がいち早くソフトタイヤを投入。しかしコラピントはコースアウトを喫しフロアにダメージを負ってしまう。その後ピットに戻ったが、ダメージを調査するためここで走行を終えることになった。
セッションの折り返しを迎えると続々とソフトでコースイン。ピアストリが1分23秒751でトップに立ち、バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)は一時セクター2で全体ベストをマークし1分24秒230で2番手に浮上。その直後にはノリスがピアストリを0.234秒上回る1分23秒517を記録した。
RBはリアム・ローソンが1分24秒503をマークし、角田はローソンを0.006秒上回る1分24秒497で9番手。そのRBとコンストラクターズ選手権を争うハースはニコ・ヒュルケンベルグが1分23秒979で3番手と速さを見せており、ケビン・マグヌッセンも1分24秒235で8番手と2台揃ってRBを上回っている。9番手のアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)はギヤボックスを交換したことで決勝での5グリッド降格が決まっているが、駆動系に問題があると無線で報告。ギヤは3速のままなんとかピットに戻った。
日も暮れたセッション終盤はほとんどのマシンがユーズドタイヤを履いてロングランに取り組んだ。ピアストリのラップタイムを聞かされたルクレールが「彼らは速いね」と言う通り、マクラーレンの方が優勢のようだ。
大きな順位変動はなく、ノリス、ピアストリというマクラーレンのワン・ツーでFP2は終了。3番手は予選一発の速さに定評のあるヒュルケンベルグで、アルピーヌやRBとの選手権争いにおいて幸先のいいスタートとなった。4番手以降はカルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ルクレール、ボッタス、マグヌッセン、アルボンと続き、RBの角田が10番手、11番手となった。レッドブル勢はセルジオ・ペレスが14番手、フェルスタッペンは17番手だった。
(autosport web)
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1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

