F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ザウバー/アウディのトップ交代が追い風となるか。ボッタスは「強い立場にいるはず」と残留に自信

2024年8月24日

 バルテリ・ボッタスは、来季2025年もキック・ザウバーに「留まることができる」という確信をより深めている。


 チーム内で上層部が交代したことにより、彼は現在のチームとの交渉を再開している。また彼は、7月末までアウディのF1プログラムを運営していたアンドレアス・ザイドルとオリバー・ホフマンのふたりが、ドイツメーカーの将来の計画をボッタスから遠ざけていたことを公に認めた。


 今週末、F1オランダGPが行われているザントフォールトでボッタスは次のように説明した。「マッティア(・ビノット)がこのチームで仕事を始めたので、状況はかなりリセットされた感じだ。コミュニケーションについても新しい明確なポイントがあるしね。僕たちはスパの後で手短に話をし、今週も話し合いを続けた」


 ボッタスは元フェラーリF1代表のビノットと仕事をするのは初めてだが、「彼は僕のことを少しだけ知っているし、今ではお互いをもっとよく知るようになった」と語る。「僕がメルセデスにいて彼がフェラーリにいたときはライバルだったけれど、彼は僕に敬意を持っているようだ。僕も彼を尊敬しているから、そのことが話し合いのよい出発点になっている」

ザウバー/アウディのトップ交代が追い風となるか。ボッタスは「強い立場にいるはず」と残留に自信
バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー) 2024年F1第14戦ベルギーGP


 お互いに尊敬しているという言葉からボッタスが以前のアウディF1の上層部からどう扱われていたかという話につながったが、彼は自分が感じた扱いについて隠すことはしなかった。


「この半年ほどは、自分が(チームにとって)最優先事項ではないと感じられた。実際、僕の前にひとりの契約者(ニコ・ヒュルケンベルグ)がいて、さらにチームや経営陣は何人かのドライバーとあらゆる選択肢を検討していた。だからコミュニケーションはほとんどなかった」


「でも、今は少し違う感じがする。明確なリセットがあり、今では誰が何をしているのか、トップに明確な体制がある。それは前進するにあたってポジティブなことだと思う。そして、マッティアは非常に大きな成功を収めたチームから来ている。彼は、優れたチームが本当に必要としているものを理解している。それはこのチームの将来にとってよいことだと思う」


 このように語ったフィンランド人ドライバーにとって重要なのは、「アウディのプロジェクトと彼らの投資、そして彼らが近年実際に何をしているのかを知れば知るほど、自分もその一部になりたいと思うようになる」ということだ。


「この半年よりも直近の2週間のほうが、より多くのことを知ることができた。だから、遅かれ早かれ成功するプロジェクトになるだろうという確信が、ますます強くなっている」


 カルロス・サインツ(フェラーリ)がウイリアムズとの契約を選んで移籍市場から抜けたことで、ボッタスは自身がザウバーに残る可能性が高まったことを認めており、次のように語った。「市場のドライバーがひとり減るということだから、現在の僕にはおそらくもっと大きなチャンスがあると思う。それが今のところの僕たちの状況だ」


「アウディがF1に参入する発表が行われて以来、僕の優先事項はアウディのプロジェクトに参加することだ。僕はつねにそのプロジェクトへの関心を示していた。もちろん、最終的には彼らが決定を下すが、彼らは間違いなくすべての選択肢を評価しているし、当然そうあるべきだ。僕は強い立場にいるはずだと想像している。もちろんそれはマッティアのおかげだし、先ほど言ったように僕たちは互いに尊敬し合っているんだ」

ロバート・シュワルツマン(キック・ザウバー)
オランダGPのFP1でボッタスのマシンに乗り込んだロバート・シュワルツマン(キック・ザウバー)



(Grandprix.com
Translation: AKARAG)




レース

9/13(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
9/14(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/15(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン303
2位ランド・ノリス241
3位シャルル・ルクレール217
4位オスカー・ピアストリ197
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン164
7位セルジオ・ペレス143
8位ジョージ・ラッセル128
9位フェルナンド・アロンソ50
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング446
2位マクラーレン・フォーミュラ1チーム438
3位スクーデリア・フェラーリ407
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム292
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム74
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム28
8位BWTアルピーヌF1チーム13
9位ウイリアムズ・レーシング6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第17戦アゼルバイジャンGP 9/15
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号