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ノリスが疑問を呈した2回目のピットストップは、フェラーリ勢の動向により“やむを得ない”タイミングだったと代表が語る
2024年4月11日
マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、F1第4戦日本GPではランド・ノリスのアグレッシブな戦略が計画どおりにうまくいかなかったことを認めたが、それでも彼はピットウォールの決断を擁護した。
マクラーレンは、表彰台獲得を目指すアグレッシブな2ストップ戦略を選択し、予選3番手だったノリスのソフトタイヤをわずか11周でハードタイヤに交換した。これはフェラーリのアンダーカットを防ぐための動きだったが、最終的にマクラーレンはフェラーリに追いつかれてしまった。
フェラーリは優れたペースを発揮し、カルロス・サインツが3位でチェッカーフラッグを受けただけでなく、シャルル・ルクレールのピットストップを1回に留めるというチームによる予想外の決断もあった。ルクレールはレース半ばの26周目にピットストップを行い、ノリスもまったく同じラップでピットに戻った。これによりルクレールはフェラーリ勢に遅れをとり、5位でフィニッシュすることになった。
レース後、ノリスは2回目のピットストップのタイミングに疑問を呈し、最初のハードタイヤでのスティントが長ければもっとよい結果が得られたかもしれないと示唆した。しかし、ステラはチームの戦略を擁護。フェラーリの強力なレースペースが最終的にマクラーレンの計画を阻んだことを認めたが、当時の情報を考慮すると、2ストップ戦略が最善の選択肢だったと主張した。
「初めにランドにピットストップをさせたとき、フェラーリが我々をアンダーカットする準備ができていると分かっていたようなものだったので、選択肢は少なかったと思う」とステラは説明した。
「だから我々は予防的に動きたかった。ハードタイヤが2セットあったので、早いうちにピットストップができた。ランドを早くストップさせるなかで、表彰台に上がれる可能性を考えたかった。それに、(レッドブルのセルジオ・)ペレスを抜けるかどうかも見たかった」
「やってみる価値はあった。最終的に、(レースの)全体的なタイムという観点からは、少々好ましくないレースになったかもしれないが、やってみる価値は大きかったと思う。だからランドについては、表彰台フィニッシュに挑戦しようと望んだことをうれしく思っている」
ステラは、ノリスが疑問を呈した2回目のピットストップのタイミングについて詳しく説明し、この判断は「複雑な」状況のなかで行われたことを認めた。
「2回目のピットストップのタイミングは、ルクレールのせいでやむを得なかった。それに、カルロス(・サインツ/)がランドに近づいていた。つまり、カルロスがランドをオーバーテイクする可能性があった。一旦そうなるとランドはタイムを失い、(メルセデスのルイス・)ハミルトンと(ジョージ・)ラッセルの後ろになってしまっただろう」
「これほど多くのマシンとレースをすると、複数の影響を考慮しなければならないからだ。1台のマシンだけでレースをしているわけではない」
「観客にとってどれほど楽しいものかはわからないが、我々にとっては、実際に誰と戦っているかという点でレースはかなり複雑になる」
マクラーレンのガレージの反対側では、6番手で予選を通過したオスカー・ピアストリが7位でフィニッシュできそうだったが、最後から2周目に彼はミスをして、ラッセルに順位を奪われた。
「オスカーに関しては、今日は選択肢があまりなかったと思う。最終的な順位表を見ると、マシンの競争力の順番になっている。オスカーが最後にロックアップして、ラッセルにポジションを奪われたのは残念だった」
「そうでなければ、メルセデスより先にフィニッシュしていただろうし、私が言うように、それが最終的な順位となる可能性があった。フェルナンド(・アロンソ/アストンマーティン)がいつものように非常によい仕事をしたことを考えると、彼はその点では少々特別だ。彼はマシンの競争力を少し変えることができると思う」
「我々は満足している。我々はふたたび3番目に得点の多いチームとなり、チャンピオンシップで3位の座を確固たるものにした。これはポジティブな結果だ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 22:30〜23:30 |
予選 | 26:00〜 | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

