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【2024年F1全チーム展望:アストンマーティン】リヤサスペンション・レイアウトを変更。注目される空力コンセプト
2024年2月14日
2024年F1シーズンに向けて、各チームが新車発表会を行う時期を迎えた。プレシーズンテスト前のため、ニューマシンのカラーリング披露にとどまる場合もあるが、発表会において明かされる事実、首脳陣のビジョンなどから、見えてくるものは多い。この連載では、各チームの2024年発表会で披露されたニューマシンとチーム体制についてまとめる。今回はアストンマーティンとその新車『AMR24』を特集する。
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2月も3週目に入り、12日にアストンマーティンが6チーム目となる新車の発表を行った。
1週目の2日にハースが行った発表は昨年同様、カラーリングだけのもので、しかも発表会は行わず、メディアにはリリースを流し、一般のファンにはチームの公式ホームページやSNSを通してのお披露目だった。
2週目に入るとウイリアムズ、ステーク、アルピーヌ、レーシング・ブルズが発表会を催した。さらにその中の数チームは実際の新車を登壇させていた。
それが3週目に入ると、趣向が変わった。昨年、新しいファクトリーで発表会を催したアストンマーティンの今年の新車発表は、リリースだけだった。
その理由は、リリース発表から数時間後にわかる。アストンマーティンの2024年の新車『AMR24』は、ファクトリーからシルバーストン・サーキットへ運ばれ、その日のうちにシェイクダウンが行われたからだった。
プレシーズンテストが21日から開始される関係で、チームとしては今週末には新車をバーレーンへ運搬するため、サーキットから送り出さなければならない。そうなると、新車をチェックするための初めて実走となるシェイクダウンは2月の第3週の前半に行いたい。
ギリギリまで開発と製造を行いつつ、テストにも間に合わせるためには、新車の発表とシェイクダウンは2月の第3週しかない。それを物語っているのが、この3週目には、アストンマーティンのほか、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブルとトップ5チームが相次いで新車を発表することでもわかる。
アストンマーティンが発表会を行わなかったもうひとつの理由は、テストが始まるまで新車のディテールを明かしたくなかったからだろう。見せたくなかったもののひとつが、リヤサスペンションだ。シルバーストンでランス・ストロールとフェルナンド・アロンソによってシェイクダウンされた『AMR24』のリヤサスペンションは、昨年までのプルロッド方式ではなく、プッシュロッドに変更されていた。
かつてはリヤブレーキダクトの周辺にさまざまな空力パーツを装着できたため、リヤタイヤの内側の下流に多くの空気を通したかったため、リヤサスペンションにプルロッドを採用するチームが多かった。しかし、2022年からブレーキ周辺に関するレギュレーションが大幅に変更されたため、リヤへ流れる空気については、リヤタイヤの内側下流よりもボディワーク下流に注目が集まり、リヤのプッシュロッドをいち早く採用してコンストラクターズ選手権2連覇を果たしたレッドブルの成功で、今年は多くのチームがこれを採り入れている。
ただし、アストンマーティンは『AMR24』のフロントサスペンションに関しては、レッドブル同様のプルロッドに変更することなく、昨年同様プッシュロッドを採用した。これは、2025年に最終形態に変身する前の第二形態なのか。それとも、レッドブルとは異なる空力コンセプトを採用した進化版なのか。
その答えは、プレシーズンテストまで待つとしよう。
(Masahiro Owari)
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7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |