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2023年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2023年11月21日
2023年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=10位(50周/50周)
10位でファステストラップも記録した。でも、今日のレースでの僕たちにはもう少し上の結果がふさわしかったように感じる。ペースは良かったんだ。でも、結局のところ、(ハミルトンとのインシデントがなかったとしても)あまり大きな違いはなかったと思う。
後方からハードタイヤでスタートした者にとっては、セーフティカーのタイミングが不利だった。でも、ポジティブに捉えるつもりだ。昨日よりはるかに良い結果だったし、走行ペースもかなり速かったからね。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(50周/50周)
このレースウイークエンドをポイント獲得で終えることができて満足している。スタート直後のターン1で(スピンをして)後ろ向きに止まってしまったことを考えればなおさらだ。
その後、セーフティカーを最大限に利用して、順位を取り戻していった。全体的に見て、今夜のレースは楽しかったと思う。コース上でいくつか素晴らしいバトルがあったしね。
タイヤのグレイニングがひどく、グリップレベルは低かった。スポーツの観点からは、来年のラスベガスでのレースに向けて多くを学ぶことになるだろう。
この後、アブダビへ向かい、(マクラーレンとの)コンストラクターズ選手権の4位争いに全力を尽くす。
(レース後のインタビューで語り)ターン1で(スピンした時は)これで終わったと思った。でも(その後)セーフティカーが出たおかげで、最後尾のグループに戻って、そこからレースを展開することができた。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(50周/50周)
今日のレースは僕自身が問題だった。フェルスタッペンのことが見えていなかった。完全に死角に入っていて、それで接触が起きた。完全に僕のミスだ。彼らの方がはるかに速いことは分かっていたから、ポジションを譲ることに抵抗はなかった。僕たちが戦う相手はフェルスタッペンではなく、タイヤマネジメントをしっかり行うことの方が大事だと分かっていたんだ。
表彰台が見えていただけに本当に残念だ。セーフティカー導入によって、レースの流れが変わった。今日は再びチャンスを投げ捨ててしまったように感じる。今は本当にがっかりしている。これが僕たちのシーズンのストーリーだけど。
アブダビに向かうにあたって、ポジティブな面もいくつかある。今日はコース上で2番手争いをしていたんだ。最終戦でコンストラクターズ選手権2位の座を維持するためには、強力な結果を出す必要がある。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(50周/50周)
本当に厳しいレースだった。ハードタイヤでスタートし、最初はトリッキーだった。ターン1でサインツから追突されて、大きな衝撃を受けたが、前のグループに衝突しないように気を付けた。そうしている間にいくつもポジションを失った。
その後は、順位を上げていくことに集中した。最高の気分だったよ。タイヤの感触が良く、ペースも強力だった。ピアストリのインに飛び込んだ時、何が起きたのかはっきりとは分からない。後ろから大きな衝撃を受けたのを感じた。でもあれはレーシングインシデントだったと思う。パンクはすぐに起きたわけではなく、ピット入口を過ぎた後に、リヤが動いているのを感じた。それで、丸々1ラップ、低速で走行しなければならなかった。
それでも最終的にレースに復帰して、ポイントを稼ぐことができたことに感謝している。このマシンには長所はあるけれど、パフォーマンスを引き出すことが時に難しい。昨日の予選ではその問題に苦しんだ。でもレースではペースの良さを示すことができてうれしい。
それから、エキサイティングなレースが行われたことにも感謝している。このトラックがこれほど素晴らしいとは予想していなかった。たくさんのバトルがあり、オーバーテイクのチャンスもあった。この週末に対して否定的な意見を持っている人もいたけれど、彼らが間違っていたということをラスベガスは証明したと思う。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=6位(50周/50周)
僕にとっては厳しいレースだったが、チームにとって良い週末になった。集団のなかで走り続けたために、エンジンの温度に苦しみ、素早くポジションを上げていくことが難しかった。
それでも戦略を2回ストップに切り替えてそれを成功させて、レース後半は順調に行き、いくつか順位を上げて6位をつかんだ。ペナルティを受けたことで、ダメージを最小限に抑えて、コンストラクターズ選手権において重要なポイントを稼ぐことが、今回の目的になった。
次のアブダビでレースをするのが楽しみだ。コンストラクターズ選手権2位がかかっているから、全力で頑張るよ。
(決勝1周目に起きたスピンについて語り)ドライバーズパレードに使った車から大量のオイルが出ているのが見えた。このことにもFIAは注目すべきだ。オイルがすべてイン側のラインに流れたのは不公平だ。レースの1時間前に、オイルが漏れている車をコースで走らせた。これは受け入れられないことだよ。このことが、ターン1でのクラッシュにつながったのだと思う。
ブレーキを踏んだのだが、オイルのついたダストの上を走ったため、グリップが全くなかった。フェルナンドもスピンした。誰もこれほどひどいとは予想していなかった。僕はブレーキに触れた途端にタイヤがロックしたんだ。冷えたタイヤも影響したのだろうが、それにしても1周目の状況はショッキングだった。全員が苦戦していたと思う。
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |