F1カタールGP FP1:唯一のフリー走行はフェルスタッペンが最速、フェラーリ勢が続く。角田裕毅は6番手
2023年10月6日
2023年F1第18戦カタールGPのフリー走行1回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は6番手だった。
カタールGPは、コロナ禍の2021年に初めて開催された。昨年はカタールでサッカーのワールドカップが開催されたためF1は行われず、今年が2回目となる。舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキットでは改修工事が行われた。路面は全面的に再舗装され、縁石も変更し、安全性の向上のためにコースには2.5キロのデブリフェンスを設置。デジタルフラッグパネルやマーシャルポストもアップグレードされるなど、大規模な改修となった。
気温35度、路面温度41度というコンディションで、現地時間16時半にセッションがスタート。コース上は砂が舞っており、走り出したフェルスタッペンは「すごく滑りやすい」と報告している。なおこの週末は今年4度目のスプリントフォーマットでの開催となり、フリー走行はこの1回のみだ。
開始早々カルロス・サインツ(フェラーリ)に「問題があるからスローダウンして」と無線が入るが、すぐに解決したようだった。序盤は半数以上がハードタイヤで走行し、カタールGP初代ウイナーのルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分31秒279でトップ、僚友ジョージ・ラッセルが1分31秒613で2番手に続く。フェラーリ勢が3、4番手に並ぶが、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が割って入った。
角田はミディアムタイヤで1分32秒886と9番手。アルファタウリはこの週末もダニエル・リカルドの代わりにリアム・ローソンを起用しており、そのローソンもミディアムを履いて走行。一度ピットに入り、再びコースに出ている。
路面コンディションの改善に伴いタイムは徐々に上がっていく。セッション中盤にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が1分28秒624、ルクレールが1分29秒082、フェルスタッペンが1分29秒316というトップ3で折り返しを迎えた。またピットに入ったルクレールは「エンジンから変な音がした」と報告していた。
後半に入っても1セット目のハードタイヤで走り続けるドライバーも多かったが、そんななか上位勢ではフェラーリが新品のミディアムタイヤを投入した。それでもトップタイムを更新したのはユーズドのハードを履くピアストリで、タイムは1分28秒380。チームメイトのランド・ノリスも0.061秒差で2番手につけた。
最終盤にはフェラーリ以外の上位チームもミディアムを使用。一方レッドブルはハードでの走行を終えソフトタイヤを投入した。中団勢もアルファタウリをはじめ複数のチームがソフトを履いており、ここでタイヤの選択が分かれた。トップはフェルスタッペンで、タイムは1分27秒428。2番手は1分27秒762のサインツ、3番手は1分27秒909のルクレールとなっており、トップ3はいずれもソフトタイヤだった。
アロンソはソフトを使わなかったものの、1分27秒919で4番手。5番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が入り、角田が6番手。7番手以下はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ラッセル、ピアストリ、ノリスというトップ10だった。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |