F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル&HRC密着:通算27回目のPP獲得も、フェルスタッペンでさえ一筋縄ではいかなかった難コンディションの予選

2023年7月9日

 2023年F1第11戦イギリスGPの予選は、終わってみれば、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番手以下に0.241秒以上の差をつけて、ポールポジションを獲得した。フェルスタッペンのポールポジションは第7戦モナコGPから5戦連続で、11戦目にして今シーズン7回目。通算では27回目となり、歴代10位のミカ・ハッキネンを抜いて、史上単独10位となった。

レッドブル&HRC密着
2023年F1第11戦イギリスGP マシンに乗り込むマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


 しかし、この日のシルバーストンは雨が降ったり止んだりする難しいコンディションとなり、最速マシンを持つレッドブルでも簡単な状況ではなかった。そのことは、チームメイトのセルジオ・ペレスがQ1で敗退していることからもわかる。


「特にQ1とQ2は、何度か雨が降り、路面もまだ湿っているところがいくつかあって、少し注意しなければならなかった」


 この日の予選では、ポールポジションを獲得したフェルスタッペンでさえ、ヒヤッとする場面が何度かあった。まず、Q1の赤旗再開後のときだ。ピットアウトしようとガレージを出たフェルスタッペンが、ファストレーンに出たところで、曲がりきれずにピットレーンのピットウォール側の壁に接触してしまった。この接触でフェルスタッペンはフロントウイングを壊し、メカニックによってガレージに戻された。


「ピットレーンで壁にぶつかるなんて……。エンジニアに何が起きたかの聞かれたので、『アンダーステアを起こしてぶつかった』と説明したよ。ピットアウトしようとアクセルを踏んだら、思っていたよりリヤのグリップがすごくて全然曲がらなかった。よくあることだよ。2、3年前のここでもやっているしね」


 フェルスタッペンのマシンをガレージに戻すと、メカニックたちはすぐにさまフロントウイングを交換。赤旗再開後、フェルスタッペンもタイムアタックに出て、事なきを得た。


 しかし、フェルスタッペンが赤旗前に記録した暫定トップのタイムは1分30秒719で、それは赤旗再開後の15番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の1分29秒949よりも遅かったことを考えると、もしフロントウイングを壊したフェルスタッペンのピットアウトが遅れて、タイムアタックができなかったら、フェルスタッペンはQ1で敗退していたことになる。


 さらにフロントウイングを交換してコースに出ていったフェルスタッペンに、もうひとつの困難な状況が待っていた。それはルイス・ハミルトン(メルセデス)が目の前で、ややゆっくりとアウトラップしていたことだ。フロントウイングを交換したために赤旗再開後のコースインが遅れたフェルスタッペンのタイムアタック順は最後方となったため、Q1のチェッカーフラッグまであまり余裕はなかった。


「僕の前を走っていたほとんどのドライバーはニュータイヤを履いていて、タイヤを痛めないようゆっくりと走行していた。でも僕は中古のタイヤを履いていたから、もっと早いペースで走ってタイヤを温めなければならなかった」


 そういうフェルスタッペンは、ピットアウト直後からハミルトンの後方にピタリつけ、ウェリントン・ストレートで抜いていった。もし、あそこで抜けずに、アウトラップでハミルトンの後塵を拝し続けていたら、どうなっていたかわからない。

レッドブル&HRC密着
2023年F1第11戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)



(Masahiro Owari)


レース

3/13(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
3/14(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/15(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号