最新記事
新ウイング投入も苦しむハミルトン「何かが欠けている」ミックの力を借りて解決策を探る:メルセデス/F1第11戦金曜
2023年7月8日
2023年F1イギリスGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=12番手/フリー走行2=15番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=14番手/フリー走行2=12番手だった。
今回メルセデスは、フロントウイングとフロントウイング・エンドプレートにアップデートを加えている。また、FP1開始時、メルセデスがラッセルのパワーユニット(PU)にICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン3基目、エキゾーストシステムの4基目を入れたことが発表された。規則で認められた基数内であるため、ペナルティは受けない。
チームは、イギリスGP初日を「不可解な金曜日」と表現、シングルラップのペースは優れず、レースペースはまずまずだったと述べた。
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、この日のマシンについて「レースでは表彰台をかけて戦えるポテンシャルがある一方で、予選ではトップ10に迫るのにも苦労しそうに思えた」と語った。
「理由を理解するためにやるべきことがたくさんある。(リザーブドライバーの)ミック(・シューマッハー)も今夜シミュレーションの作業をしてくれるから、それが大きな助けになるだろう」
「ポジティブだったのは、ミディアムタイヤとハードタイヤで燃料を軽くした状態でのパフォーマンスは良かったことだ。ロングランペースも強力だったと思う。また、アップデートが予想どおりの挙動を示したことも心強い」
「修復すべきことのリストは長くはない。しかし明日の予選に関する項目は非常に重要だ。やるべきことは多いが、アイデアがたっぷりあるので、しっかり改善できることを期待している」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=12番手(1分29秒768:ミディアムタイヤ/23周)/2=15番手(1分29秒283:ソフトタイヤ/24周)
シルバーストンではよくあることだが、今日は風がとても強かった。これこそが世界一のトラックと言われる一因だと思っているが、その影響でマシンが不安定になる。さらに僕たちの場合、シーズンの大半を通して、同じ課題と格闘しているんだ。
このマシンは乗りづらくて、その状態がここでも続いている。シングルラップでは、タイヤの種類が違っても全くタイムが向上しない感じで、つまり、僕たちには何かが欠けているように思えた。ポジティブな点は、ロングランペースがそれほど悪くなかったことだ。
バランスはトリッキーだけど、それについては今夜取り組んでいく。シミュレーターにミックが乗ってくれるんだ。明日に向けて何か解決策を見つけられるといいね。
レッドブルと同じレースを戦える状態ではない。それでも表彰台争いができることを期待しているんだ。とてつもない努力が必要だろうけどね。昨日の時点からファンが熱心に応援してくれている。ファンの皆に喜んでもらえるようなパフォーマンスを見せたいね。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=14番手(1分29秒874:ミディアムタイヤ/28周)/2=12番手(1分29秒238:ソフトタイヤ/25周)
今日が良い金曜日でなかったことは確かだね。FP1ではミディアムタイヤでのペースがまずまずに見えて、ソフトタイヤを履けばタイムが大きく向上すると思っていた。ところがFP2で苦しんだんだ。
僕たちには、気温が上がるとパフォーマンスが低下する傾向が少し見られる。セッションの合間にたくさんの変更を施したけれど、コンディションの変化に十分対応できなかったかもしれない。
難しい午後だったが、今夜チームと一緒にデータを詳細に分析し、明日に向けて何ができるかを見ていく。
困難な一日ではあったけれど、イギリスのファンの前で走っていると自然と笑顔になってくる。チームと僕が明日強くなって戻ってこられるようなエネルギーを、皆が与えてくれているんだ。
(autosport web)
4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

