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【角田裕毅F1第11戦分析】アップデートでエアロパッケージを一新。違いを実感も、結果に結びつかなかった初日
2023年7月8日
「おそらく今年、最悪のレースのひとつだったと思います」
角田裕毅(アルファタウリ)は、71周のレースで合計9回もトラックリミット違反を犯し合計20秒のペナルティを受けて、完走したドライバーのなかで最下位となる19位に終わった前戦オーストリアGPをそう表した。
なぜ、オーストリアGPでアルファタウリは遅かったのか。角田は次のように分析する。
「僕たちのクルマはドラッグが大きすぎるので、ストレートラインスピードが遅い。それにダウンフォースも十分じゃない。ダウンフォースを増やすとドラッグも増えてしまう。ドラッグを増やすことなく、ダウンフォースを生む空力が必要です」
オーストリアGPから5日後、アルファタウリはさまざまなアップデートパーツを第11戦イギリスGPの舞台となるシルバーストン・サーキットに投入してきた。チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズによれば、「フロア、ボディワーク、リヤウイング、リヤブレーキダクトを変更し、エアロパッケージを一新した」と言う。
イギリスGP開幕前日の木曜日、角田は「データ上でもシミュレーターでも、かなりいい手応えを感じているので、金曜日にコースで走らせてみて、早くそのパフォーマンスを確認したい」と語っていた。
ところが、フリー走行1回目の角田の順位は16番手。その2時間半後に開始された2回目のフリー走行でも18番手とまったく振るわなかった。
セッションを終えて、ガレージから出てきた角田の表情は冴えなかった。
「(アップデート)の違いは感じてはいるんですけど、いまのところ、それを結果に結び付けられていないかな、というのが正直な感想です」
アルファタウリとコンストラクターズ選手権9位争いをしているウイリアムズもまた、このシルバーストンにアップデートを持ち込んできたが、こちらはフリー走行2回目で3番手と5番手としっかりと結果を出してきた。
「もちろん、本当の序列は明日にならないとわからないですが、だとしても今日の結果を見れば、僕たちがめちゃめちゃ速いということはない。僕たちは中団グループの上位争いを目指してアップデートしてきたのに、いまのところ最下位争いをしている」
そう言って、角田はエンジニアリングルームへ向かった。
(Masahiro Owari)
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| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


