最新記事
- 【F1第5戦予選の要点】自らを「愚か者」と罵...
- フェルスタッペンがコースレコード更新のPP。...
- 【正式結果】2025年F1第5戦サウジアラビアGP...
- 【タイム結果】2025年F1第5戦サウジアラビアG...
- 「思っていたよりもマシンが曲がった」RB21を...
- 6番手の角田が終盤にクラッシュ。初日はマク...
- 【タイム結果】2025年F1第5戦サウジアラビアG...
- ピットへのエントリー方法をめぐり、レーシン...
- 前戦から好調、アルピーヌのガスリーが首位発...
- 【タイム結果】2025年F1第5戦サウジアラビアG...
- グランプリのうわさ話:スペインGPの新サーキ...
- 3年以上の在籍はふたりのみ。交代激しいF1チ...
レッドブル&HRC密着:「少しラインを外し、戻れなかった」最初のアタックをまとめられず悔やむフェルスタッペン
2023年5月7日
F1第5戦マイアミGPのフリー走行3回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンが2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)にコンマ4秒、3番手でチームメイトのセルジオ・ペレスにコンマ5秒の差をつけてトップでセッションを終えたとき、ほとんど者は予選でのフェルスタッペンのポールポジションを疑わなかった。それはフェルスタッペンの走りを間近で見ていたペレスがだれよりも感じていたことだった。
「本当に自信がなかったんだ。データを見ていて、マックスができていることを見ていても、僕にはそれができなくて……かなり苦戦していた。それは小さな違いではなく、かなり大きなものだった。でも、予選ではとにかくアスファルトと会話し、バランスを失わないようリズムをつかんで走っていた。何しろ走行ラインを外すと氷の上にいるようだったからね」
そうペレスは振り返った。
それが決して謙遜ではないことは、予選のQ1とQ2でもペレスはフェルスタッペンからコンマ4秒遅れていたことでもわかる。だが、その慎重な構えが結果的に功を奏する。
対照的にフェルスタッペンは乗っていた。ところが、Q2に入ると思わぬ伏兵が現れる。それはシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。Q2でトップタイムをマークしたフェルスタッペンに続いて、2番手となったルクレール。フェルスタッペンとのタイムはわずかコンマ1秒。この接近戦がフェルスタッペンの走りだけでなく、ルクレールの走りも狂わせた。ふたりは限界を超えて、攻めすぎたのだ。
Q3の1回目アタックをミスしたふたりは2回目がラストチャンスになる。逆転ポールポジションを狙って、真っ先にコースインしたルクレールがスピンし、クラッシュ。これで予選は赤旗が出されたまま、終了。1回目のアタックを途中で切り上げてノータイムだったフェルスタッペンは、まさかの9番手に終わった。
「まず第一に、1回目のアタックを完結できなかったのは僕のせいだ。ターン6〜7で若干アンダーステアになって、少しラインを外したら、もう走行ラインに戻ることができなかった」(フェルスタッペン)
通常のサーキットであれば、多少ラインを外しても戻ることはできるが、このマイアミ・インターナショナル・オートドロームは普段レースが行われておらず、路面の改善しろが大きいため、走行ラインのグリップ力が大きく、いつものように少しラインを外しても攻める走りをするドライバーたちが、罠にはまりやすくなっていた。今回の予選結果がチームごとに綺麗に並ばず、同じチームでも順位がバラバラだったのは、そんな背景が影響していたと考えられる。
ペレスのポールポジションタイムよりもQ2のフェルスタッペンのトップタイムのほうが速かったことを考えると、もしフェルスタッペンがルクレールの猛追を受けずに、普通に走っていれば、余裕でポールポジションを獲得していたことだろう。
「週末を通して、僕たちは本当に速かった。それをまとめなければならないのに、大事なところでそれができなかった。それが悔しい」
フェルスタッペンはそう言って、自分の走りを悔いた。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

