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メルセデス製F1パワーユニットの信頼性に懸念。ラッセルのシリンダートラブルの根本原因を現在も調査中
2023年4月14日
メルセデスF1チームが、F1第3戦オーストラリアGP決勝でジョージ・ラッセルのパワーユニット(PU)に起きたトラブルについて、ファクトリーで調査を行った結果、V6エンジンのシリンダーひとつが故障したことが原因であることが分かった。
一時レースをリードしたラッセルは、4番手走行中にマシン後方から白煙と炎が吹き出したため、コース脇に停止しなければならなかった。リタイア直後、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、シリンダーひとつが破損した可能性があると述べていた。しかし、レース終了後はすぐさま機材をFOMの貨物機に乗せなければならず、チームは、ファクトリーにパワーユニットが戻ってから、詳しい調査を行うことになった。
メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ(メルセデスAMG・HPP)での調査の結果、ウォルフが予想していたように、ラッセルのエンジンのシリンダーひとつが故障していたことが分かった。メルセデスエンジンにはまれなトラブルであり、なぜ故障したかの原因については、まだ特定されていないようだ。
次戦アゼルバイジャンGPで、メルセデスはラッセル車に新しいエンジンを搭載することになる。ICEはシーズン2基目となるため、ペナルティ対象にはならない。
ただ、メルセデスにおいて、パワーユニットの信頼性への懸念が高まってきているのは間違いない。開幕戦バーレーンでは、ランド・ノリスのマクラーレンに搭載されたメルセデス製パワーユニットにニューマチックバルブのトラブルが起こり、ノリスはレース中に6回もピットストップを行わなければならなかった。パワーユニットのダメージについて、ブリックスワースのHPPで詳細な分析が進められるなか、第2戦サウジアラビアで早くもマクラーレンはノリス車のパワーユニットに新しいエレメントを入れなければならなかった(ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストシステム)。
なお、オーストラリアGP決勝では、ニコ・ヒュルケンベルグのハース車が搭載するフェラーリ製パワーユニットにもトラブルが発生した。ヒュルケンベルグはレース終了直後にマシンをとめており、フェラーリが彼のパワーユニットの調査を行った結果、MGU-Kに故障が起きたことが判明している。ヒュルケンベルグ車にはアゼルバイジャンGPで新しいMGU-Kが入れられることになる。
フェラーリは、オーストラリアとアゼルバイジャンの間の長いインターバルを利用して、フェラーリ、ハース、アルファロメオに搭載されたパワーユニットについて詳細なチェックを行い、グランプリ中にトラブルが発生する事態を避けようとしている。
(Grandprix.com)
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9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

