最新記事
- セットアップの賭けが外れたフェルスタッペン...
- タイヤ劣化も大きく、ドライ予想のセッティン...
- ヒュルケンベルグの初表彰台を実現した好判断...
- 【ポイントランキング】2025年F1第12戦イギリ...
- ノリスが母国初優勝。37歳ヒュルケンベルグ、...
- 【正式結果】2025年F1第12戦イギリスGP 決勝
- 「新アップグレードは正しい方向への小さな一...
- 「しっかりまとめられたと思う」「今週末は間...
- F1 Topic:フェルスタッペンのポール獲得を実...
- アタック直前のデプロイ切れに足を引っ張られ...
- 初日苦戦のフェルスタッペン、低ダウンフォー...
- 角田裕毅、パワーロスに見舞われ予選Q2敗退「...
F1のフリー走行削減についてドライバーからも賛成の声「開発を助けるには1回のセッションで十分」とラッセル
2023年4月6日
メルセデスのジョージ・ラッセルをはじめ多くのドライバーが、グランプリ週末のフリー走行セッションを減らすべきだという意見に賛同している。
現在の通常のスケジュールでは、金曜日に1時間のフリー走行を2回行うことができるが、セッション時間は2020年シーズン末までは通常1回あたり90分だったので、すでに30分短縮されている。土曜日の午前中にはフリー走行3回目が予選の前に行われるが、スプリントのフォーマットでは異なっており、金曜日のフリー走行2回目が予選に置き代わり、土曜午前にフリー走行2回目、そして午後にスプリントレースが行われる。
しかし、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリが、F1はこれほど多くのフリー走行を行わなくても問題はないとほのめかしたため、将来的にフリー走行がすべて廃止される可能性が報じられた。
「私は、エンジニアには非常に役立つが、世間は好んでいないフリー走行セッションの廃止を支持している」とドメニカリは先週末にポルトガルの放送局『Sport TV』に語った。
後にF1の広報担当者は、ドメニカリはすべてのフリー走行セッションの廃止を提唱しているのではなく、ファンにとってよりエキサイティングで魅力的なセッションにする方法を模索しているのだと述べた。
そして、グランドスタンドにいるファン以上にフリー走行の時間にスリルを感じていないパドックのドライバーたちからも、ドメニカリは支持されているようだ。
「僕たち全員にとって、開発を助けるために必要なあらゆることを行うには、1回のセッションで十分だと思う」とGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の理事を務めるラッセルは語った。
「どんな練習も少なすぎるということはない。ただ1年の初めに作ったマシンに取り残されて、新しいことを試すチャンスが何もないというのは嫌だ。ある種の長所もある。60分のセッションがあり、新しいことを試し、さらに発展させ、改善できる」
「ポイントや賞があるセッションに直行するとなると、新しいことに挑戦しにくくなる」
「F1は今もモータースポーツの最高峰だ。(でも)F1がF3やF2の3倍のフリー走行を行うのは、正しいこととは思えない」
「彼らこそより多くの練習をするべきだ。彼らはレース数が少ないし、テストも頻繁には行えない。練習をするほどにスピードが上がり、マシンの感触がさらによくなる」
スプリントレースの週末は、従来のフォーマットに変化を与えるやり方のひとつだ。予選にせよ、スプリントにせよ、グランプリ自体にせよ、3日間それぞれに重要なイベントが確実に配置される。
「最初はスプリントレースは好きではなかった」とラッセルは認めた。
「でも2年間(で6回)やってみて、本当に楽しくなった。金曜日にアクションがあることは、僕たち全員にとって不可欠なことだし、エンターテインメントの要素もあると思う」
木曜日にメルボルンで行われたFIAの記者会見では、ラッセルと同席した他のドライバーたちもフリー走行について同じような考えを持っていることがわかった。
「僕はジョージと同じ意見だ」とアルピーヌのドライバーのピエール・ガスリーは語った。
「間違いなく3回は必要ない。ドライビングの観点からすれば、マシンの細部にいたるまで作業をして、週末に向けてマシンバランスを調整できるから、いつだっていいものだ。でも一般的には多くても1回や2回あれば十分すぎるくらいだ」
ブランクを経てハースからF1に復帰したニコ・ヒュルケンベルグによれば、ドライバーがそれぞれのスキルをよりうまく適用できるかどうかの問題だという。
「ジョージがジュニアシリーズについて話したことを思い返すと、F2のようにたった30分しかなく、その後予選に放り込まれることを当時の僕はかなり楽しんでいた」とヒュルケンベルグは述べた。
ウイリアムズのルーキードライバーであるローガン・サージェントは、F2での一番新しい経験の持ち主だ。F2では重要な予選の戦いの前に、45分間のセッションが1回あるだけだ。サージェントは1時間のセッションを3回行う贅沢について、「間違いなく多い。特に今よりもはるかに早くリスクを取らなければならなかったF2から来るとね」と語った。
サージェントのキャリアのこの段階では、コクピットで過ごす時間は長ければ長いほどいいだろう。しかし常にそういうわけではないことを彼は認めている。
「ルーキーとしては、2回でも3回でもかまわない。でもいずれは、3回目は不要になると思う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

