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アンドレッティ・キャデラック、F1参戦に備えてすでにテクニカルディレクターを採用。ドライバーの有力候補はハータ

2023年1月8日

 アンドレッティ・キャデラックとしてF1参戦を目指すことを発表したマイケル・アンドレッティは、エントリーが認められた場合に備えて、すでにチームメンバーの採用を進めており、テクニカルディレクターも決定したと述べた。ドライバーラインアップとしては、少なくともひとりはアメリカ出身のドライバーを起用したい考えだ。


 F1参戦を実現する方法を模索してきたアンドレッティは、1月5日、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズと提携し、アンドレッティ・キャデラックとしてF1エントリーを目指すと発表した。プロジェクトについてFIAとF1が承認すれば、F1参入が可能になる。

アンドレッティ・キャデラックがF1参戦の意向を表明
アンドレッティ・キャデラックがF1参戦の意向を表明

 5日に行った記者会見において、アンドレッティ・グローバル会長兼CEOのマイケル・アンドレッティは、F1チームの拠点をアメリカに置き、イギリスに第二拠点を設けると述べた。F1参戦が承認された場合という条件で、既存のパワーユニットサプライヤーとすでに契約を結んだとのことだが、詳細は明らかにされていない。


 チームメンバーの採用も始まっており、テクニカルディレクターも確定しているという。


「大量の採用を行ってきた。すでに我々と共に働いている者もいる。主要なエンジニアの雇用は済ませた」とアンドレッティは言う。


「その面に関してはかなり進行している。すでにテクニカルディレクターを採用している。これについてもいずれ発表する」


 アメリカ国籍のチームとして、ひとりはアメリカ人ドライバーを選ぶつもりであると、アンドレッティは述べている。アンドレッティのインディカーチームは、2020年からコルトン・ハータを走らせており、彼をF1チームに加えたいという意向を、以前からアンドレッティは示してきた。その方針に変わりはないことを、彼は今回の記者会見で確認した。


 コルトン・ハータは元CART/インディカードライバー、ブライアン・ハータの息子で、現在22歳。2023年に向けてレッドブルがアルファタウリのピエール・ガスリーの後任に起用しようとしたが、F1出場に必要なスーパーライセンスを取得するための条件となるスーパーライセンスポイントが足りず、断念した。その後、ハータはアンドレッティ・オートスポートと2027年末までの契約を結んだ。

マイケル・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)
マイケル・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)

 マイケル・アンドレッティは、自身のF1チームのドライバーについて、「アメリカ人ドライバーひとりを走らせる計画がある。誰が候補のトップにいるのかは、皆さんもお分かりだろう」と述べた。


「コルトンとはインディカーでの契約を結んでいる。だが、(F1チームを)オールアメリカとしての取り組みにするためにアメリカ人ドライバーをマシンに乗せたい」


「アメリカのチームをアメリカのメーカーが支え、アメリカ人ドライバーを乗せるというのは、一年で最大のストーリーになると思う」


「そうなるのは当然の成り行きだ。まだ取り組みの途中であり、今はチームを形成するために、スタッフを集めようとしている」


「素晴らしいことに、GMはすでに優れたリソースと人材を備えている。それが、立ち上げを早い時期に行う上での助けになるだろう。今は非常に良い状況にある」


 GMとの提携を成し遂げたアンドレッティは、F1エントリー承認に自信を見せている。


「『アンドレッティはF1界に何をもたらすのか?』というのが大きな問題のひとつだった。我々はいま、世界最大の自動車会社のひとつであるGMとキャデラックをF1にもたらそうとしている」


「これまで課題として残っていた項目をひとつクリアすることができた。これによってF1にとてつもない規模の応援が集まることになるだろう。それに関して異議を唱えるのは難しいと思う」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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