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【独自ランキング:2022年F1トップ10ドライバー】3位シャルル・ルクレール/戦い半ばで心が折れた予選キング
2022年12月29日
2022年F1シーズンを通して、毎戦全20人のドライバーの評価/採点を行ったベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、シーズン全体を振り返り、独自の視点で2022年のトップ10ドライバーを選出した。10人のドライバーについての彼のレビューを添えて、カウントダウン方式で10位から1位までを紹介していく。
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■3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
ルクレールは紛れもなく2022年の予選キングだ。全F1ドライバーのなかで最速のひとりであることを、2022年に再び証明した。フェラーリF1-75が好調だったシーズン序盤、最初の3戦中2戦で勝利を収め、他に大差をつけてランキングトップに立った。そのころは、彼が圧倒的な優位に立ってタイトル争いを進めていくものと思われた。
しかしイモラではミスを犯し、スペインとアゼルバイジャンでは信頼性のトラブルが発生、モナコではチームが戦略面でひどい判断ミスをした。こういったことが重なり、ルクレールはポイントリーダーの座を明け渡すとともに、勢いを失い、絶望感を漂わせるようになった。
イギリスでも、つかめたはずの勝利をチームの戦略により失ったが、続くオーストリアで勝利を挙げたことで、ルクレールはタイトルへの挑戦を軌道に戻せるという希望を取り戻した。しかし彼は死に物狂いで走っているように見え、自分の感情を完全にはコントロールできていないようだった。ポール・リカールでのコースアウトはその表れだ。
その後、彼自身もチームもさらにミスをした結果、ルクレールはタイトルではなくランキング2位をかけて戦わなければならなくなった。セルジオ・ペレスとの戦いは非常に接戦だったが、ルクレールもチームも最終戦アブダビをうまく戦い、彼は選手権2位を確保することができた。
イギリスGP後から、ルクレールとチーム代表マッティア・ビノットとのコミュニケーションは完全に途絶えていた。そういった状況のなかで、ルクレールは自分自身がしなければならないことに集中しきれず、チームメイトが何をしているのかということばかり気にするようになった。そのためルクレールは本来の実力を発揮できなかったことが何度かあったのは確かだ。
それでもシーズン全体を見れば、素晴らしい戦いをしたと評価できる。ルクレールの予選ラップは非常に魅力的だったし、ホイール・トゥ・ホイールのバトル、特にマックス・フェルスタッペンを相手にした時のバトルでは、見事なテクニックを披露した。
(Luis Vasconcelos)
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9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

