F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリF1の代表交代は「よくわからない」とレッドブルのマルコ。安定性のないチームの弱体化を予想

2022年12月23日

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリはマッティア・ビノットのチーム代表辞任によって弱体化しており、フレデリック・バスールの代表就任によって強化されているわけではないと考えている。


 2022年シーズン、フェラーリはようやく本物のタイトル候補として復活を遂げた。しかし残念ながらシーズンが進むにしたがって、ミスや戦略の失敗のせいでフェラーリの挑戦は勢いを失っていき、ライバルのレッドブルがF1の両選手権を制覇することになった。


 11月末には、ビノットがフェラーリ会長のジョン・エルカーンに辞意を表明した。この決断は、エルカーンとフェラーリのCEOベネデット・ビーニャに促されたためと考えられる。フェラーリはビノットの後任にバスールを起用したが、マルコは他の多くの人々と同様に、この変化を理解するのに戸惑いを覚えた。


「フェラーリについては、あの変化はよく分からない」とマルコは『Auto Motor und Sport』に語った。


「私はビノットのことを、優秀な技術者であり政治家だと思っている。彼はただ仕事に圧倒されたのだ。しかしコースでは、スポーティングディレクターを傍に置いて、戦略のサポートをさせれば十分だっただろう」


「新任のチーム代表は他にも多くの役職についている。私はフェラーリが弱体化すると見ている」

2022年F1オーストラリアGP マッティア・ビノット(フェラーリ代表)とフレデリック・バスール(アルファロメオ代表)
2022年F1オーストラリアGP マッティア・ビノット(フェラーリ代表)とフレデリック・バスール(アルファロメオ代表)


 確かにバスールは、フェラーリでの仕事に加え、フォーミュラEシリーズにシャシーを供給しているスパーク・レーシング・テクノロジー社の監査委員長の役割も継続する。


 またバスールの加入により、フェラーリにおけるチーム代表の交代はこの10年で4回目となる。この状況は、クリスチャン・ホーナーがレッドブル、トト・ウォルフがメルセデスのチーム代表に留まっている両チームの安定性とは対照的だ。


 F1ではマクラーレンとウイリアムズも含めて複数のチーム代表の交代があったが、そのおかげでレッドブルとメルセデスはトップに立てたかと尋ねられたマルコは次のように答えた。


「間違いない。安定性と継続性によるものだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号