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F1メキシコGP FP2:2023年用タイヤテストを実施も赤旗終了。トップ3は通常タイヤのラッセル、角田、オコン

2022年10月29日

 2022年F1第20戦メキシコGPのフリー走行2回目が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手は角田裕毅(アルファタウリ)、3番手はエステバン・オコン(アルピーヌ)となっている。


 現地時間午後4時から始まったFP2も、快晴。一方でセッション中の降水確率は、40%まで上がっている。気温は26度と相変わらず高いが、路面温度はFP1から4度以上、40.6度まで下がった。


 前週アメリカGPに続いて、FP2では2023年用のプロトタイプタイヤのテストが行われ、時間も90分に延長された。ただしFP1で走れなかった5人のドライバーは、前半45分を通常タイヤで走ることが認められている。ラッセル、角田が始まってすぐミディアムタイヤ、ソフトタイヤで積極的に周回を重ね、ラッセルがソフトで1分19秒970のトップタイム。角田もコンマ8秒落ちながら、FP1トップだったサインツとほぼ同タイムで2番手につけた。オコンは角田からコンマ4秒落ちの3番手タイムだった。


 一方、FP1でピエトロ・フィッテパルディがエンジントラブルに見舞われたハースのマシンは、ICEの交換をすることに。そのためケビン・マグヌッセンは開始後30分まで出られず。通常タイヤでの周回はまったくできなかった。


 開始後34分、プロトタイプタイヤで走っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、ターン8でスピン、リヤからバリアにぶつかってしまう。リヤウイングがめり込むほどで、テックプロも大きく損傷し、セッションは18分間の赤旗中断となった。


 さらに終了2分前には、周冠宇(アルファロメオ)が油圧系のトラブルでターン15付近でストップ。再び赤旗中断となり、セッションはそのまま終了した。グリップが低く、パワーユニットに大きく負荷がかかることの影響か、初日だけで計4回の赤旗が出て、いずれのセッションも赤旗中断のまま終了した。


 ラッセル、角田、オコンのトップ3は、いずれも通常ソフトでのタイム。4番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、プロトタイプタイヤでの最速だった。5番手セルジオ・ペレス、6番手マックス・フェルスタッペンと、レッドブル2台が続いた。


 順位もさることながら、フェルスタッペンは2回のセッションを通じてグリップ不足に手こずり、何度もコースオフやスピンを繰り返していた。一方のハミルトンは、比較的安定した挙動に見える。空力効率の悪さという欠点が目立ちにくいこのサーキットでは、ひょっとするとメルセデスが2日目以降も速さを見せるかもしれない。



(Kunio Shibata)


レース

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ドライバーズランキング

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2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

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※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
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