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「これほど危険なことは受け入れられない」F1ドライバー&GPDAが雨の日本GPでの事故処理手順に抗議。FIAは改善を検討へ
2022年10月12日
F1日本GP決勝中の事故車両回収車の出動のタイミングについて、ドライバーたちが激しく批判、これを受け、FIAは今後の改善のために「徹底的な調査」を開始したと述べた。カルロス・サインツがオープニングラップでクラッシュし、セーフティカーが導入された。激しい雨で視界が非常に悪いなか、F1マシンがまだ走行している段階で、トラックがコース上に出ていたことに、複数のドライバーたちが非常に危険であるとして怒りを示した。ドライバーたちは前がほとんど見えない状態で走っており、濡れた路面でコントロールを失いやすかったため、クレーンにぶつかり大事故が起きる可能性があったからだ。
ピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、トラックのそばを通りかかった後、無線で「コース上にいるこのトラクターは何だ? 今その横を通った。こんなこと受け入れられない。過去に何が起きたのか覚えているだろう。信じられないよ!」と憤った。
過去に起きたこと、というのは2014年日本GPでのジュール・ビアンキの事故のことだ。ビアンキは雨のなか、コースアウトし、ランオフエリアに出ていたクレーン車に衝突、頭部に重傷を負った。この時、クレーン車はその前にクラッシュしたエイドリアン・スーティルのマシンを撤去しようとしていた。ビアンキはこの時の怪我により、2015年に母国フランスで死亡した。
ガスリーはレース後、SNSを通して「今夜、無事に帰ることができてよかった。ジュールと彼の家族、僕たちの安全性、マーシャルの人たちの安全性を尊重し、これほど視界が悪い状況で、トラクターやマーシャルをコース上に出してはならない」とコメントした。
トラックのそばを通過した際に懸念を示していたセルジオ・ペレス(レッドブル)も、SNSを通して、次のようにコメントしている。
「僕たちが絶対にコース上でクレーンを見たくないのだということを、どうすればはっきり理解してもらえるのだろう? 僕たちはジュールをあのミスによって失った」
「今日起きたことは全く受け入れられない!!!!! コース上でクレーンを目にするのはこれが最後であることを願う」
ランド・ノリス(マクラーレン)は、「なんてことだ! なぜこんなことが起きた? 数年前に同じ状況で命が失われたのに。(コース上で)僕たちは命を危険にさらしている。こういうコンディションでは特にそうだ。レースをしたいと思うが、これは……受け入れられない」とSNSに投稿した。
■ウエットコンディションの危険性を強く訴えるサインツ
サインツは、雨が激しく、視界が非常に悪い状態がどれだけ危険かをこう説明している。
「人々は理解していないのだが、セーフティカー先導時でも100km/h、150km/hのスピードが出ている。そして(雨が降っていると水しぶきで)何も見えないんだ」とサインツ。
「クレーンがコース上に出ていて、僕たちがセーフティカーの後ろを100km/hで走っているときに、ひとりのドライバーが小さなミスをしたとする。ラインを少しだけ外れるとか、そういう愚かなミスを犯し、そこにトラクターがいるということを覚えていなかったとする。すると彼はトラクターにクラッシュしてしまうんだ。そんなリスクをなぜ冒すのか? 僕たちが言いたいのはこういうことだ」
「ドライバーの運に任せるようなことをする必要はない。結局は赤旗になったんだ。なぜ(あのタイミングで)トラックをコースに出した?」
この出来事の直後、ビアンキの父はインスタグラムを通して強いメッセージを送った。
「ドライバーの命に対する敬意もなければ、ジュールの記憶に対する敬意もない。信じられない」
レッドブルチーム代表クリスチャン・ホーナーも、ドライバーたちの意見を支持し、FIAに真摯な対応を求めた。
「全く受け入れられない。ここで我々はジュール・ビアンキを失った。絶対にあってはならないことだ。なぜコース上に回収車両があったのか、完全な調査を行う必要がある。チェコから話を聞いた。この視界ゼロのひどいコンディションでは、極めて危険だ」
F1ドライバー連盟、グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション会長を務めるアレックス・ブルツはすぐさまコメントを発表した。
「コース上のトラクターについて議論する必要がある。一言で言って、こんなことは起きてはならないのだ」
国際モータースポーツ競技規則付則H項に「マーシャルまたは車両は、レースコントロールの許可なくサーキット周辺に立ち入ってはならない」と記されているように、判断はレースコントロールに任されている。FIAは、セーフティカー出動時に事故車両回収車がコース上に出ることは規則上、問題ないとした上で、ドライバーたちの意見を受けて、今後の改善のために調査を開始したことを日本GP決勝日、発表した。
「セーフティカー出動時および赤旗中に車両を回収するのは通常の慣行であるが、(今回は)特殊な状況であり、多数のドライバーたちのフィードバックを考慮し、FIAは日本GPでの車両回収車の出動に関わる出来事について徹底的な調査を開始した」とFIAの声明には記されている。
「これはプロセスと手順を継続的に改善するために、すべてのレースインシデントの報告と分析を行うという、一般的な慣行の一部である」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


