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3年ぶりの鈴鹿は低温ウエットでスタート。アロンソ首位にフェラーリ勢が続き、角田裕毅は19番手【F1日本GP FP1】
2022年10月7日
2022年F1第18戦日本GPのフリー走行1回目が行われ、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手だった。
3年ぶりの日本GPが、いよいよ始まった。初日は朝から、冷たい雨の降りしきるあいにくの天気。FP1開始時の正午の時点で気温は15.7度まで一気に下がり、路面温度も19.9度とかなり低い。路面はいうまでもなくフルウエットで、ウエットトラックが宣言された。週末の天気は、今日は終日雨ながら夕方にかけて回復基調。土曜日は晴れ、日曜日に再び崩れるという予報だ。
角田がファンのデザインしたスペシャルへルメットを被って、ケビン・マグヌッセン(ハース)に続いて2番目にコースインして行った。フリー走行のみでは2019年に山本尚貴が鈴鹿を走っているが、レギュラードライバーとして日本人ドライバーが予選、決勝を含めて鈴鹿を走るのは、2014年の小林可夢偉以来だ。
開始後15分を過ぎて、多くのマシンが周回を始めた。いずれも深溝のウエットタイヤ。1コーナー進入やダンロップなど、ところどころで川がコースを横切っている。「思ったより路面は乾いている」(ランス・ストロール)「もうインターで大丈夫だ」(シャルル・ルクレール)というのがドライバーからのフィードバックだが、この川が消えない限りインターミディエイトタイヤで走るのはリスクが大きい。
開始後33分。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が初めてコースイン。雨はほぼ止んでおり、インターを装着した。そしていきなり、それまで最速だったサインツに3秒7の大差をつける1分44秒059で首位に立った。するとエステバン・オコン(アルピーヌ)が同じインターで、フェルスタッペンをコンマ3秒上回った。周回ごとに、路面コンディションが改善されている。
終了19分前、角田がインターでコースイン。これで全車がインターを装着した。まだ盛んに水煙が上がっているが、鈴鹿の舗装はそれだけグリップが高いということだ。そしてアロンソが、1分42秒248でトップに立った。
終了10分前には、再び雨足が強まった。ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ルクレールが立て続けにコースを飛び出す。ルクレールは再びウエットに戻した。いったんは全車がピットに戻ったが、終了2分前にアルファロメオの2台が、さらにフェラーリ勢、角田らもウエットで次々にコースに出て行った。
このセッションのトップはアロンソ。サインツ、ルクレール、オコン、マグヌッセン、フェルスタッペンがトップ6までの顔ぶれだ。セルジオ・ペレス(レッドブル)10番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)16番手、角田は19番手だった。
セッション終了後、スタート練習に出て行ったミック・シューマッハー(ハース)がデグナー手前でスピン、クラッシュ。マシン前部を大破させてしまった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |