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ベルギーGPの将来は不透明なまま。元王者バトンはF1のエンターテイメント性を理解も、ドライバーのためのレースを重要視

2022年8月18日

 元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、F1はスパ・フランコルシャンのような由緒あるサーキットをカレンダーに残すことで、継続的にレースをエキサイティングなものにし、ドライバーを満足させる必要があると述べている。


 ベルギーGPとF1の契約は8月末のレース後に終了するが、スパ・フランコルシャンの将来は不確実だ。モナコGPやフランスGPとともに、伝説のスパ・フランコルシャン・サーキットでのベルギーGPも、2023年のF1カレンダーから除外されるグランプリのひとつになると見られている。


 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは最近、来年のスケジュールは24戦からなり、カタールと初開催のラスベガスがF1のラインアップに加わることを発表した。追加があるということは、必然的に他の会場が脱落することになる。


「スパがなくなったら、僕は憤慨するよ」とバトンは最近『WTF1』のポッドキャストで語った。


「モナコは舞台裏でいろいろなことが起きているのでトリッキーだ」


「でもスパをなくしてしまうというのなら、それはいいサーキットではないからということではなく、他の理由からだろう。スパは世界でも最高の場所のひとつだ。レースは素晴らしいし、ドライバーたちが愛している場所だ。チームもあそこへ行きたがっている」

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第12戦ベルギーGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)


 F1は、Netflixで人気の『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』の成功にも一部後押しされて、堅調な成長を遂げている。そのためリバティ・メディアはマイアミやラスベガスなどの観光都市や、カタールのような収益性の高い都市に特権を与えるようになった。


 バトンはF1のエンターテインメントの要素を理解しているが、F1はファンだけでなく、競技者のためにもレースをエキサイティングに保つ必要があると主張している。


「僕たちは少し慎重にならなければならない。F1がエンターテインメントであり、ある番組によってアメリカでとても有名になったことは分かっている。それはF1にとって素晴らしいことだ」


「でもレースをエキサイティングに保ち、素晴らしいレースができるサーキットに行く必要がある。なぜなら幸せなドライバーたちを見られるからだ。彼らが素晴らしい場所にいれば、多くのものを得ることができる。彼らが『なんでこんなトラックにいるんだ? つまらないし、オーバーテイクができないし、狭すぎる』なんて考えないところにね」


「ストリートサーキットと昔ながらのサーキットの組み合わせはいいが、場所のためだけにすべての都市の中心部に行くことはできない」


「そしてテレビ観戦でも面白い、多くの戦いが繰り広げられるレースも重要だ」

ジェンソン・バトン
ウイリアムズF1のシニアアドバイザーや、スカイスポーツF1のプレゼンターを務めるジェンソン・バトン



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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