PUペナルティのルクレールは19番グリッドへ「ひとつでも前からスタートすることがチャンスにつながる」/F1第9戦
2022年6月19日
2022年F1カナダGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは15番手、カルロス・サインツは3番手だった。
金曜の時点でルクレールのパワーユニットに新しいエレメントが入れられ、コントロールエレクトロニクスの3基目導入により、10グリッド降格が決まっていた。土曜FP3の時間帯に、FIAはパワーユニットに新エレメントが投入されたマシンを発表。ルクレール車にICEの4基目、ターボチャージャーの4基目、MGU-Hの4基目、MGU-Kの4基目が入れられたことで、ルクレールがグリッド最後方からのスタートになることが明らかになった(エキゾーストシステムの5基目も導入されたが、これはペナルティの対象にはならない)。
そのためルクレールはQ2に進出した時点で走行を終了。土曜にFIAが発表した暫定グリッドでは、ルクレールに、同様にパワーユニット交換を行った角田裕毅(アルファタウリ)のひとつ前の19番グリッドが与えられている。
なお、サインツのパワーユニットにはICEの3基目が入れられたが、これはペナルティの対象外だ。
ルクレールとサインツは、予選で不必要に低速で走行した疑いで調査を受けたが、いずれも処分なしとの裁定が下された。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 20番手(ノータイム)
予選 15番手(Q1=5番手1分33秒008:ウエットタイヤ/Q2=15番手ノータイム)
これ(19番グリッド)は今週末、僕たちに可能な最高のスターティングポジションだ。今日重要なのは、レースを前に何周か走ることができ、マシンの感触が良かったことだよ。
僕たちは予選によって裕毅の前に出た。ひとつポジションが上がっただけだが、こういう週末には、どれだけ小さなことでも助けになる。
僕たちは明日、全力を尽くすことに気持ちを集中させている。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 10番手(1分34秒778:インターミディエイトタイヤ/18周)
予選 3番手(Q1=3番手1分32秒781:ウエットタイヤ/Q2=4番手1分25秒197:インターミディエイトタイヤ/:Q3=3番手1分22秒096:インターミディエイトタイヤ)
今日はペースが良かった。トリッキーなコンディションだったことを考えれば、うまくいった予選だったと思う。(Q3最後のアタックラップの)最後のセクターで、“オール・オア・ナッシング”の状況だと感じてプッシュした。でも最終シケインで少しだけプッシュしすぎてしまい、残念ながらそれによってフロントロウを逃した。でもそれほどがっかりしてはいない。今日は最後の最後まですごいバトルになっていたから、攻めていくしかなかったと思う。このサーキットで3番グリッドは悪くないポジションだよ。
週末を通してペースはいいし、明日、全力を尽くして戦う。面白いレースになるはずだよ。すごく楽しみだ。
(autosport web)
4/18(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

