F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

元F1王者ヒル「アロンソはアルピーヌのために結果を出しているトリックスター」衰えた様子は見えないと語る

2022年6月17日

 1996年F1世界チャンピオンのデイモン・ヒルは、41歳を目前にしても若い頃と変わらない「ずる賢さ」とパフォーマンスを併せもっているアルピーヌのフェルナンド・アロンソが大のお気に入りのようだ。


 2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPの予選で10番手に入ったアロンソは、翌日の決勝レースでは、マクラーレンのふたりとチームメイトであるエステバン・オコンを抑えて7位入賞を果たした。これで3戦連続のトップ10入りとなったアロンソにとって、F1やドライビングに対する情熱が今も変わっていないことを示すパフォーマンスでもあった。


 2度の世界王者がバクーで見せた走りについて、ヒルはポッドキャスト番組の『F1 Nation』で、「能力が枯渇してきたようには見えないし、情熱も失っていない」とコメントした。


「もしも今彼に『上位チームにあとひとつチャンスがある』などと言ったら、彼は飛びつくはずだ。そこへ移って、おそらくは優勝もする」


「問題は、上位チームにとって、どれほど長く彼がそこにいるのか、そしてひとたび彼が会社の経営や権力闘争に関わり始めたら、実際彼にはそうした傾向があるのだが、どれほどの修羅場になるのか、ということだろう」


 しかしヒルは、アロンソがこの領域においていくらかの学びを得ているはずだと考えている。


「第一期マクラーレン時代、あるいはフェラーリ在籍時の彼は、明らかにやり過ぎてしまった」

2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)


 アロンソの熱意と献身を表すひとつの指標として、ヒルはバクーの予選Q1における「狡猾な」動きを挙げた。終盤でエスケープロードに入ったことでイエローフラッグが振られ、各車のポジション争いが無効になったおかげで、彼は自分の順位を守ることができたのだが、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはこの行為が故意によるものだったと激怒している。


「彼はいいね。非常にずる賢い。クレバーな男だ」とヒルは語った。


「アレックス・アルボンは、彼をとんでもなく図々しい男だと称した。予選で勝負をたくらんだためだ」


「あれは彼の常とう手段だが、私たちはどうもこのトリックスターに惹かれてしまうようだ。彼は、自分が優位に立つためなら、どんな手段でも使える。しかも、少々ふてぶてしい笑みを浮かべながらね」


「そのうえで、しっかりとパフォーマンスを発揮する。迷惑な行為をしながら結果につながらないわけではない。アルピーヌのために結果を出しているのだ」


「私なら、よそのチームへ出して自分たちが同じ仕打ちを受けるよりも、このまま(チームに)置いておくだろう」

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号